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思考力も記憶力もなくひたすらカンだけに頼った人生を送るMIKAのツメの甘すぎる日常生活

   
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こんなにも君が好きなのに
 
・・・だってまだ20歳だもの。 それはいちばんやってはいけない事だというのが彼にはまだわからない。
父親役やるようになったんだなあイーサン・ホークも。 でも主人公よりイケてる。 その何かあきらめきったような表情が。
 
 
 
THIS IS IT
 
あれほど選択肢がありながら、他に見たい映画が無かった為に飛行機の中でこれと米VOUGUE編集部のドキュメンタリー映画「September issue」を行きと帰り2回ずつ見る羽目になってしまった。
 
このマイケルの最新ツアーのバックバンドでリードギターを務める予定だったのはオーストラリア人の24歳の女の子Orianthi。 こんなに若くてルックスいいんだからスキルなんてほどほどでいいよ・・・なんてレベルじゃない。 オリジナリティには欠けるが高度で確かなスキルだ。 彼女が抜擢されたいきさつは2説あって、My spaceを見た業界人がツアーのオーディションを受けることを勧めたという説と、You tubeの映像を見たマイケル本人からのオファーがあったという説がある。 どっちにしてもどっち側からしてもネット様々だ。
 
彼女がひとりで長いソロを張る部分をリハするシーンがある。 マイケルはステージの中央に進み出てでプレイする彼女の近くに歩み寄り、もっともっとと彼女をあおる。 もっと前に!もっと激しく!がんばれ!まだまだきみは行けるハズだよ!・・・その後に続くマイケルの言葉。
 
「今が一番君が輝く瞬間なんだ!・・・大丈夫、僕がついてる。」
 
このひと言で過去のマイケルの様々な珍行奇行が一瞬にして帳消しになってしまった女は少なくない・・・・・あ~でもこれはキャラを選ぶセリフで、すべての殿方が使える手かというとそうではない。
 
  
 
レスラー
 
男の生き様映画。
主人公はかつて結構人気のあったレスラー。 宿敵アヤトラとの戦いは今でも一部マニアにとってレジェンドだ。(ファミコンのゲームにもなったし。) でも今は、たまにある地方巡業とスーパーのパートで細々と生計をたてている。 時々トレーラーハウスの家賃さえ払えない。 でも日サロと髪のブリーチと筋トレとステロイド注射は欠かせない。 唯一の肉親である娘とは自分の若いころの身勝手のせいで断絶状態。 長年のステロイド使用とでたらめな暮らしのせいで、ある日試合後に倒れて気がつけば病院のベッドの上。 医者から心臓バイパスの手術したからもうプロレスはできないと言われる。
この人にとってまだ救いなのは、自分がプロレス界のレジェンドであり、ファンからも仕事仲間からも今でも慕われ、好かれていることだ。
 
若さのもつ力や美しさだけを武器に暴走して生きてきた人間は、自分には何ひとつ残っていないこと、そして後がない崖っぷちに立っていることをある日思い知らされる。 だけど、今更他に何ができる?・・・・とるべき行動は、ただひとつだ。
 
ボロボロになっても一人ぼっちになっても、それでも自分のスタイルを貫き通す。
やせ我慢かもしれない。 だけど、今更他に何ができる?



ココ・アヴァン・シャネル
 
やさしいけど実は芯の強い女の子と、気が強いけど実は繊細な心を持った女の子・・・容姿はさておき前者より後者の方をパートナーに選ぼうという気を起こすことができるというそれ自体、この映画に出てくる二人の男性にしても風と共に去りぬのレッド・バトラーにしても余裕がある証拠だと思う。 ひたすら尊敬。 

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ロックンローラ
 
マドンナと別れてよかったよ昔日のガイ・リッチ―が戻ってきたって男子は言うけど、マドンナと出会ったからこそこの映画でタンディ・ニュートンが演じたような魅力的な悪女キャラをクリエイト出来るようになったんじゃん。 以前のガイ・リッチー映画ってむさくるしい男衆ばっかりしか出てこないからいっくら面白いって言われてもどうしても途中で見る気がしなくなっちゃってたんだよね。
 
 
 
スラムドッグ$ミリオネア
 
よくできた青少年向け小説を読ませていただいたって感じ。 最後まで見れば必ず見てよかったと言えるお薦め映画だけど、その最後まで見続けるのにちょっとエネルギーの要る映画。 特に映画の中にウツクシイものを求めるワタクシのような人間には。 何度途中で見るのやめようと思ったことか。
 
 
 
サガン
 
あの降って湧いた様なフェイクファーのヒョウ柄ショート丈コートの流行は、どうやらこの映画、さらに言えば映画の原作となったサガンの伝記に添えられていた写真から来ていたらしい。 ホントにいい写真。
 
 
 
美しい人
 
如何にもフランス的な、一筋縄ではいかないような、どこかアンバランスさを内包した美しさを持った高校生たち。 カメラがスナップショット的にその表情や佇まいを捉える。 ブルース・ウェーバーのアバクロPR用写真のパーフェクトな美しさとはなんとなく対照的。 どっちのテイストも好き。
 
 
 
私がクマにキレた理由
 
スカヨハが親友の運転するオープンカーでマンハッタンに引っ越してくるシーンで、カーステから流れるFreedomにノって彼女がまるで高校生の男の子みたいにひたすら超おバカにハジケまくる。 ここ好きだなあ。 
親友役のアリシア・キーズが超かっこいい。 22歳であんなにクールだったら向かうところ敵なしって感じだろうな・・・私の22歳の時なんて精神年齢12歳だったもんなあ。

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ムカデって殺虫剤かけただけでは死なないっていう噂は本当なんだろうか? 真っ二つにしたって死なないっていうからじゃあどうやったら退治できるのさって聞いたら・・・焼き払うんだと。 できな~いそんなことできないっ!! うちはゴキブリは出ないけどムカデは一年に一回くらい見る。 見かけたら箸でつまんでベランダから放り投げる。 去年一匹小さいのが出たんだけどまごまごしているうちに見失ってしまった。 
「それってマズイですよ。」
「なんで?」
「一匹のムカデは次の年には100匹に増殖するって言います。」
「うそ~っ!!
ワタクシのスゥイートなお部屋がムカデ屋敷に・・・・だ、誰か嘘だと言ってくれ~!
 
 

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・・・うちの薬局にこんな商品が置いてあった。 ノズルから噴射した瞬間に鳥もちのような状態になって標的害虫を生け捕りにするらしい。 赤いのがゴキブリ用、緑のがいや~な虫(ムカデ、クモ、カメムシ、ヤスデ、ツツガムシの絵がパッケージに描いてある。)用だって。 ゴキブリ用といや~な虫用とでは何が違うんだろうと思って成分表を見たら、全く同じだった。  じゃあ何が違う? 早速お客様センターにTELだ。
「おたくの商品なんですけど、ゴキブリ用といや~な虫用とはどう違うんですか?」
「はい、ゴキブリ用はゴキブリにお使いいただき、いや~な虫用はカメムシ、ムカデ、クモ、毛虫などの不快害虫にお使いいただくようになっております。」
・・・・そんなことは聞かなくてもわかっている。
「成分表見たらまったく同じなんですよ。 それで何が違うんだろうと思って・・・」
「・・・少々お待ちください。」
待つこと1分。
「お客様。」
「はい。」
「ゴキブリ用はいや~な虫用より噴射力を強めているとのことです。」
ゴキブリはすばしこいからということか。
「・・・・じゃあゴキブリ用を買えばどっちにも使えるっていうことですか?」
「・・・・まあ、そういうことになりますね・・・・ちなみにお客様。」
「はい?」
「その商品が今お手元にあるということですか?」
「はい、そうですけど・・・何か?」
「いえ、この商品は現在製造中止となっておりますもので・・・・」
ムカデを火あぶりの刑に処することのできない方にはうってつけの商品ではないかと思われるのだがヒットしなかったらしい。 そんなわけで激レアらしいこの商品、ゴキブリ用といや~な虫用それぞれ3本ずつうちの薬局に在庫があるので手に入れたい方は今すぐCOME!
 


ちなみに「不快害虫」のウィキによる定義は、農作物・財産・人体に与える害が特に無く、むしろ害虫を捕食するなど人間にとって益虫とも言える種であるにもかかわらず、外見や動きが気分を害する虫・・・・ってなんかイジメか? でもこの定義だとムカデは人間を咬んで毒がまわるから不快害虫のカテゴリーに入らないってことになるよ?・・・ま、いいけど。

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肩先まで髪の毛が伸びると、私にとっては超ロングヘアだ。 みんなセミロングとかよく我慢できるなあ・・・だって気がつくと口に髪の毛くわえてない? 早く切ってもらいたくてウズウズしてたんだけど、いい雪降ったり(=ヘアカット<スノボ)、湯梨浜にある妹の同級生さんのとこでいつも切ってもらってるんだけど、週末はブライダルで留守がちで、やっと今日切ってもらえた。 あ~スッキリした。 でもいつもよりはちょっと長め・・・メットかぶる季節になるまでは。
 
 
CA390945-0001-0001.JPGついでに帰りに近くにあるカフェ、「加蔵」でブランチ。 モーニングは6種類くらいあるんだけど、いつも頼んでしまうのがこのトーストモーニング。 で、選べるドリンクもいつも決まっててポットサービスのミルクティー。(カップ3杯分くらい入っているので得した感あり)これで630円。 安くね?
 

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CA390937-0001-0001.JPG写ってるのはカフェラテではない。 チャイだ。 エスプレッソに温めたフォームミルクと砂糖を入れた飲み物を愛してやまない私なのに、 最近の私はコーヒー断ちをしている。 多分今あたりが生涯のうちで一番頭痛が頻回ある時期だと思う。 筋緊張性頭痛は痛みを堪えながら仕事できるが、片頭痛は鎮痛剤なしでは仕事にならない。 鎮痛剤は発痛物質であるプロスタグランジン(以下PG)の体内での合成を抑えて痛みを感じなくさせるのだが、同時にPGは体内では胃粘膜保護作用も受け持っている。 PGの生成を抑えるということは、すなわち胃粘膜を強い酸性の胃液による腐食から保護している成分の生成を抑えてしまっているということになり、それで鎮痛剤は胃を痛めるのだ。 そんな訳で最近胃酸過多気味の私はコーヒー断ちをしている。 やめていると胃の調子が戻ってくるし、睡眠の質がいいみたいだし、たまに飲んでしまうと今度は普段コーヒー断ちをしてるせいでよく眠れない頭痛の引き金になってしまう。
 
 
せめてカフェラテくらいにコクのある飲み物が欲しいと思う私の最近の選択は、紅茶をミルクで煮出して砂糖とスパイスを加えたチャイ、またはマシュマロ入りホットチョコレート。  あ~でもなんか物足りない。 やっぱりカフェラテじゃなきゃダメみたい。 チャイを飲む私の隣で美味しそうにカフェラテ飲んでる人がいる。 匂いがこちらに漂ってくる。 カフェインと砂糖と脂肪の組み合わせには麻薬のような依存性が生まれてしまうものらしい・・・禁煙する和田アキ子になった気分。

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がんばった高橋君には悪いけど、でも、ワタシ的にはジョニー・ウィアーの方がよかったんじゃないかなあと思うんだけど・・・もっと言えば1位はライサチェクで問題ないけど2位ウィアー、3位ランビエールって感じなんだよね・・・プルシェンコは4回転以外はやっぱりもう絶頂期を過ぎている・・・気持ちはわかる。 大変なんだよね。 若い時はいっくら練習しても体力がありあまってるから追い込めば追い込むほど良くなるって感じだったのが、あんまり練習しちゃうと本番用の体力がなくなっちゃう。 でもウオームアップは必要だしメンタルの安定のためにもある程度は直前にやり込んでおきたい。 それに若い時は多分殆どの男子選手は気にしなかっただろうダイエットもしなきゃいけない。 本番で最大限に身体を動かすためにはバリバリ食べなきゃって思うのに。 プルシェンコも本番前はバナナ一本しか食べてないって言ってたし筋肉はパンパンだって言ってたし・・・・ただ基本的な身体機能が衰えるだけじゃなくて直前のコンディション調整がとっても難しいんだよね。 あのどこまでも強気な他を圧倒するパーソナリティはああいうピン芸人(ここでいうピン芸人とは、芸術系のスポーツ選手とかダンサ―や演奏家のことね)の世界ではとても有利だと思う。 けど強気過ぎて、 ライサチェクやランビエールやウィアーにあるもの・・・男のピン芸人に必要なもの・・・危うさというか怪しさ(妖しさではない)というかアブナさというか・・・・それが彼には備わってない。
 
 
高橋君もなあ・・・なんか、GRAYとかラルクとかああいうビジュアル系の、「たちつてと」を「ちゃちちゅちぇちょ」と発音する演歌ノリ系バンドみたい。 局地的日本人女子にしかわからないノリって感じがする。
 
 
あの三人の中では私はいちばん小塚君に注目している。 まずおじいちゃんが満州チャンピオンだったというのがステキだ。 そして滑っている姿がドタバタせずに優雅でキレイだ。 なるほど近くで見るとたーこちゃん(注:うちの実家の近所のおばちゃん。 アクセントを「た」に付けずに全音フラットに発音してください)そっくりだが遠目でみるとあまり問題ない。 それにプロポーションが比較的いいし、コスチュームや音の選択や振付もなかなかだと思う。 ショートプログラムの、ところどころヘビ皮模様の赤いシャツよかったなあ。 地味じゃないしちゃんとオトコオトコしている。 それに曲があのジミヘン! それもBOLD AS LOVEなんてチョーシブい選択。 どこかの局がHOLD AS LOVE と紹介していたけどそれは大きな間違いだ。 BOLD AS LOVEだ。 「愛のようにハゲ(BALD)」ではない。 「愛ほどに不遜、愛ほどに大胆・・・斧のように(俺のギターのように)」・・・競技ではインストゥルメンタルでなきゃ使用できないけど、エキジビションに出るようなことがあったら(案外カルガリーの伊藤みどりのように観客リクエストが多くて出てくるかもしれない。 ジミヘンは英語圏ではクラッシックなのであのショートプログラムの時は異様に観客も盛り上がっていた)ぜひオリジナル使ってほしいなあ。
まだ20歳。 付けようと思っても身に付けることができない品の良さは既に持っているので、これからは周りの女の子たちにがんばっていただいて男のピン芸人に必要なモノを徐々に叩きこんでいってもらいましょう。


あともう一つ印象的だったのが、ファンから赤いバラの花束とその同じバラでできた花輪をもらってご満悦だったジョニー・ウィアー。 いかにもロシアのおばちゃんといった感じのコーチと並んでキスアンドクライに座って得点待ちしてる時に、これはあんまりでしょっていう感じでコーチがジョニーの頭から花輪を外してあげたら、自ら物凄い勢いでそれを奪い取って被り直した。 再びご満悦。 アンタやっぱヘン。 でもそこが好き。

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CA390173-0001-0001.jpg今シーズン2回目。 平野では朝から小雨が降っていたけど山では多分雪になるかなっていう希望的観測で行ってみた・・・けどやっぱり雨。 氷点下なのに雨。
 
コンディション悪けりゃやめりゃあいいじゃんって思うかもしれないけどさ・・・昨日職場でスノボ行くって話してたら61歳の部下ジュリーが明日は雨だでって嬉しげに言うから意地でも行ってやるって気になっちゃってるんだよね・・・それにさあ・・・
 
CA390927-0001.JPGすいませんコ●タメ●タの店長・・・さんざお世話になっていながらH●M●R●Y●で投げ売りされていたツナギのウエアを冗談半分で試着してみたら・・・とーってもピッタリだったので買ってしまいました・・・だーっててんちょーあんなに私がツナギが欲しいって(それはきっと似合うからという確信があって)言ってるのにツナギはもう時代遅れだしちっとも機能的じゃないって売ってくれないんだもの。
 
そんなわけで新しいウエアも早く着てゲレンデデビューしてみたかったのさ。 ほーら前のウエア着てるときはそこにいない透明人間みたいな感じだったけど、目を向ける人もちらほら出てきて存在感出てきたぢゃん?
 
とりあえず午後券買っちゃった・・・モトを取るためには最低8回は滑らなきゃ。 黙々と運ばれちゃあ滑り運ばれちゃあ滑りを繰り返し、8回滑ったところで昼御飯食べてもうひと滑りしようと外へ出て行ったところで初めてウエアの中まで雨でびしょぬれになっていることに気付いた。 特に後ろ首と両肩が冷たい。 ヤバい。 今日はこれで止めにしよう。
 
このまま帰るとカンペキ風邪ひきそうだったので、初めておじろんに寄ってみた。 茶色く濁ったお湯で、温まって湯あたりもいいし300円で入れるにしては設備もよくて、なんで今まで素通りしちゃってたんだろうと・・・あ~そうか、いつもはめっちゃ混んでるからだ。 今日はまだ3時半だった。 露天風呂に入ってる間中、私が滑ってた時より更に強い雨が降り続いていた。
 
今週末は天気どうかなあ・・・今週末は金曜午後から休みの週で習い事も休みだから三日間のうちどれかの日には行く気でいる。でも今日みたいな時間配分っていいかも。 この前はシーズン初回だと言うのに(毎シーズン初回はシューズの履き方からどっちの足はずしてリフトに乗るのかとかとにかく全部忘れている。 当然滑り方も忘れていておかしな筋力も使うしコケまくるので体力消耗が激しい)6時半集合の4時まで目いっぱい滑るスケジュールでさすがにキツかった。 今日は10時に家出て12時から滑りはじめて2時間滑ってすいてるときに御飯食べてゴンドラ乗ってお風呂入って5時に家に着いた。 今週末もこのペースで行くのがいいかも。 天気よかったらお風呂寄らずにもうちょっと長く滑るかもだけど。

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社会人になって以来ずーっと職場で使っていたピーターラビットのマグカップが粉々に砕けてしまった。 

割れたなんて生易しいもんじゃない。 それこそホントに文字通り粉々に砕け散ってしまった。

悲しいですが、仕方ありません。

ちょうどこんなの買ってたから職場に持って来てみた。

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                                 チェブラーシカ!




チェブラーシカ!CA390905-0001-0001.JPG






    CA390919-0001-0001.JPGチェブラーシカ!

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CA390916.JPGHiphopする黒人よりも、ヘビメタする白人よりも、ジミヘンの昔から、私は黒人がハードロック(それもギター)をプレイする姿に滅法弱い。 ちょいファンキーでめちゃめちゃヘビーな縦ノリ(っていうか厳密に言うとグルングルンと縦方向に渦を巻くようなノリ)のグル―ヴを持ったハードなギターリフ。 基本ファンクだけど時おりギターソロにジミヘン直系のようなロックなプレイをかましてくれるプリンスも範疇に入れたいところだけど、黒人ハードロックの代表格はなんといってもこのリヴィングカラーだろう。 20代中頃、そのヘビーな音のカッコよさに心酔してひたすら聴きまくっていた時期があったけど、シリアスで重すぎる歌詞にだんだん気が重くなってきて自然とフォローしなくなり、しばらく聴くことがなかった。 最近、ituneで、昔好きだったTerence Trent D’arbyのwishing wellという曲がダウンロードできるかどうか検索してて、ふと、そういえばリヴィングカラーもちょっと前までitune入ってなかったけど今どうなのかな?と思って検索してみたら・・・あった。 しかも去年新しいアルバムをリリースしていたらしい・・・てっきり解散してたとばっかり思ってたよ。
 

4thアルバムまで持ってたんだけど、JAMに売ってしまっていたので、今回、ベストアルバムと、2003年リリースされたアルバムcollideoscopeをAmazoneで中古で購入。 去年出た最新アルバムの方は、余りにもテクノ色が強くなりすぎていて余り好きじゃない。 ヴァーノンのチェーンソーぶんぶん振り回してるようなギターが聴きたいのに、これじゃあプロディジー聴いてるのと同じじゃん。 今回改めてベスト盤聴いてみて、ファーストアルバムの一曲目、cult of personarityと三曲目、middle manが彼らにとってのベストだなあとつくずく思った。 あの頃、川崎クラブチッタともうひとつ、山手線沿いのどこかの街の、普通のビルみたいなところにライブ見に行った。 日本ではいわゆるギター小僧にヴァーノンはとっても人気があって、ライブでは“ヴァーノーン!!”とギター小僧たちが叫ぶ黄色くない声があちこちからひっきりなしに上がっていたのを思い出す。 ヴォーカルのコリンは俳優もしていて、あの頃、有名な監督のベトナム戦争物に出演していた。 筋肉質のものすごく重そうな体つきをしていて、彼がオーディエンスに向かってダイブすると誰もが怖がって受け止めようとせずに逃げてしまうので、そのままべちーと落下し大ケガを負ったこともあるらしい。
 

リヴィングカラーをダウンロードしている人が他にどんなアーティストをダウンロードしているかっていう欄に、kingsXの名前を見つけた。 これも懐かしいなあ・・このバンドはベース兼ヴォーカルが黒人で、ギターとドラムが白人の、ジミヘンのバンド、エクスペリエンスを彷彿させるスリーピース。 大学の研究室のお茶を飲む部屋で、一人でいるのをいいことにラジカセ(!)でkingsXのover my headを聴いてたら、同じ研究室の子が入ってきて「なにこのすんげ~ディストーションギター!?」と叫んだのを思い出した・・・勉強した内容はこれっぽっちも覚えてなくて、憶えているのはこんなくだらない断片ばっかりだ。

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…今年も企画委員。

しかし年々エスカレートしていってるなあおにいさん方・・・・

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CA390885.JPG86丁目駅で降りてノイエ・ギャラリーまで歩いただけでなんだか挫けた・・・・余りに寒過ぎて。 ノイエ・ギャラリーは2001年アッパーイーストの邸宅の一部を改装してオープンした19世紀末ウイーン系のコレクションを持つ美術館。 男子にはあんまりピンとこない名前かもしれないけれど、あのエスティ・ローダーの一族が2006年にクリムトの絵を156億円で落札し、このギャラリーに委託して一般公開しているとの後から情報・・・そういえばキンキラキンの如何にもクリムトなデカイ絵があったなあくらいにしか記憶してない。 私のお目当てはもちろんシーレのドローイング。 何点かあったけど今回気に入ったのはひとつだけ。 黒の線で切り取られた顔の輪郭や髪、襟、ジャケットの形と塗られた色の選択がどこまでも粋で粋でただただ見とれていた。
 
 
CA390867.JPGもう余りに寒くて何処にも行く気がしない。 空母の甲板の上だのショップめぐりだの試着の為の服の脱ぎ着だなんてめんどい・・・ノイエ・ギャラリーから2丁下ったところのメトロポリタン博物館でまったりすることにした。 カフェテリアも中にあるしね・・・で、入るなりメシ。
 

CA390817.JPGクリスマスのデコレーションって25日過ぎたら即行撤去するんだとばっかり思ってたけど、例年クリスマス休暇の最終日1月1日まで飾っておくものらしい。 更に今年は2日3日が土日だったので3日まで飾ってあった。 NYの有名なクリスマスツリーっていうとロックフェラーセンターのやつなんだけど、バブル以降日本のツリーのレベルも上がったし今更見てもありがたみをさほど感じない。 特に昼間はなんかモミの木の感じがもっさりしていてあんまりキレイじゃない。
 
 
それまで私は全然知らなかったけど、メトロポリタンでも毎年恒例のクリスマスツリーを飾ることになっているらしい。 クリスマスツリーというのはもともと同じキリスト教でもプロテスタントの習慣で、ローマカトリックではcreche(ホントはeの上にダッシュがついている。 どう発音するのかよくわからない)とよばれるお人形でキリスト生誕のいくつかのシーンを再現して飾るのが習慣だった。 Crecheのコレクター、ホワード女史が、自身のコレクションである18世紀中期のナポリで作られたcrecheを、クリスマスツリーのオーナメントとして飾り付けるアイデアを思いつき、それをメトロポリタンで初めて公開したのが1957年。1964年に彼女が自身のcrecheコレクションをメトロポリタンに寄贈して以来、このツリーは彼女の死後も娘や孫に引き継がれつつ少しずつ飾り付けを変えながら、毎年メトロポリタンに飾られているという。
 
 
6mのツリーに、50体以上の天使のオーナメント。 その一体一体が、すべて異なった繊細な美しいポーズで飛翔している。 そしてそれぞれが異なった色の衣を纏っており、全体としての色彩のまとまりとバランスが非常に美しい。
ツリー下方には、キリスト生誕のいくつかのシーンを再現した200体以上の精巧な人形たち。
 
 
今まで見た中で最高に美しいクリスマスツリーだと思った。  
 
 
残念ながら撮影不可だったのでこのサイトを見て。 ここの写真がいちばん現物の色を伝えてると思うし、実物大にも拡大できる。
 
 
 
でも毎回何かしら発見はあるものなんだよね・・・今回心に引っかかった展示物たちの一部。
 
 
CA390873.JPGスターエグゼキューターデザインした人ってじぇったいこれがイメージソースだと思う。 用途不明。
 






CA390878.JPG・・・・。 でもこれに負けないヤツが鳥取博物館の展示物にある。
 
 




CA390870.JPG大理石のはめ込み細工のテーブル。 超クール。
 
 




CA390868.JPG日本の鎧兜って私でも入んないんじゃないかってくらいちっちゃいけど、昔の人でも大柄だったんだなあヨーロッパの人って。
鎧兜といえば、丁度日本展が開催されていた。 武器がメインの展示で、日本刀の刀身だけ延々と展示された部屋が二部屋もあったりして私的にはいくら国宝級といわれてもあまり興味が湧かなかったんだけど、ちょっと身なりのいい知的な感じの熟年世代の男性やSFコミックおたく系男子が熱心に説明に見入っていたのが印象的だった。 
 
 
身なりのいい知的な感じで思い出したけどメトロポリタンのインフォで働くお爺さん達ってオシャレで上品で素敵な紳士が多い。 枯れ専女子にはお勧めスポットかも。 

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 これはワシントンDCの紹介サイトにあるスミソニアン航空宇宙博物館関連の写真

http://dcpages.com/gallery/National-AIr-and-Space-Museum/

あと非常にお写真の御上手な方のサイトを検索で発見したので、その方に御許可を頂いてリンク貼らせていただきました。 
http://sasaki.cc/smithsonian/dc/index.htm
 
以下の写真もこの方のサイトから。

http://sasaki.cc/smithsonian/dc/ex106/p5678.htm
・・・ドイツのメッサーシュミット
 
http://sasaki.cc/smithsonian/dc/ex100/p5382.htm・・・チャック・イエーガーが初めて音速突破したX-15。 下にアポロ11司令船の横アングル。
 
http://sasaki.cc/smithsonian/dc/ex100/p5418.htm・・・リンドバーグのスピリットオブセントルイス号
 
 
http://sasaki.cc/smithsonian/dc/ex205/p5525.htm・・・メッサーシュミット
 
http://sasaki.cc/smithsonian/dc/ex210/p5436.htm・・・サターンⅤのジェットエンジン
 
http://sasaki.cc/smithsonian/dc/wright209/p5450.htm・・・ライト兄弟のライトフライヤー
 
http://sasaki.cc/smithsonian/dc/ex100/p5594.htm・・・アポロ11司令船コロンビア

CA390895-0001.JPGこれで若い衆にはどうしてこのチョコがアポロチョコと名付けられたのか謎が解けたじゃろ・・・ホワイトチョコは苦手だけど、イチゴ味のホワイトチョコは時々無性に食べたくなる。 これとか明治のストロベリーチョコとかイチゴぺロタンとかイチゴ味ホワイトチョコだけじゃなくって必ず茶色いチョコとコンビになったやつのほうが美味しい。  これさ・・・ジャスコででっかいパッケージ見つけてさ~・・・勝手にコンビニのおにぎり大のアポロチョコが入ってんのかって思ってわくわくしながら買って開けてみたらトリュフぐらいの大きさしかなかった・・・ちぇっ。 おにぎり大のやつの先っぽポリポリしようと思って楽しみにしてたのにさ・・・・

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いつかはスミソニアンに行ってみたいと思っていた。 スミソニアンのある場所ってどこ?・・・ワシントンDC。 ワシントンDCってNYからどんくらい?・・・アムトラックという会社の列車で3時間半。 なんだ日帰りできるじゃん。 ウイーン―ベルリン間の列車移動の時もそうだったけど、列車のチケットも航空券やホテルと同じく鳥取の自宅に居ながらにしてネットで予約できる。 当日出発駅で、発券&支払い。 ウィーンの時は駅員さんが処理したけど、今回は機械にクレジットカードを通せば自動発券&支払が済んでしまう。 便利だ。



無事に5時半起床。 列車の発車時刻は7時5分だから余裕じゃん。 Ayu姫と一緒に地下鉄に乗り、途中で彼女は大学のある街に帰るべくグランドセントラル駅に向かった。 私の乗る列車はもう一つのターミナル駅ペン・ステーションから出る。 駅に着いたら余裕で朝ごはん買えるかなって思ってたのに、着いてみたら6時40分だった。 発券手続きをして掲示板で乗る列車を探したり改札の列に並んだりして列車に乗り込んだのが7時ちょうどくらい。 またギリギリ。 何も買えなかった。 は、腹減った・・・



CA390847.JPG元日って満月だったんだって・・・夜明けの空に巨大な月。 列車の窓から写真撮ってみたけど、肉眼だとあんなに大きかったのに、左隅にちょこんとしか写らなかった。



NYから3時間20分でワシントンDCに到着。 着くなりターキーサンドとカフェラテをお腹に詰め込む。 パンとマスタードに程よく甘みがあって美味しかった。 普通ターキーサンドってこんな風にターキーとチーズとトマトとレタスだよなあ・・・・今回唯一失敗した食べもの。 初日の散歩の途中でカフェに寄り、ご存じのように私はネギ、タマネギの類が全く駄目なので、安全牌のつもりでターキーサンドを買った。 ところがなんかこれがいわゆるコーシャー風ってやつ? ターキーの他にクランベリーソースと、これだけでもなんか異様な味だったのにそれに加えて日本で言うとおからって感じのフィリングが入っていた。 なんかタンパク質系の物体がそぼろ状態になっていて、ネギ代わりにポロネギというのかリークらしきものがはいっていて、食感と味がネギ入りおからそのものなのだ。 一口目にかじりついてからそのおからの存在に気付き、どうしようかと思ったけど仕方なく一口目は涙目で飲み込み、あとは見るだけでも気持ち悪かったのでごみ箱に力いっぱい投げ捨ててしまった。 それから2時間ぐらい吐き気を堪え、24時間経過するまで完全に気持ち悪さが抜けなかった・・・・っていうかこれ書いててまた思い出して気持ちが悪い。



CA390855.JPGワシントンDCのユニオン駅から地下鉄を乗り継ぐこと約20分。 スミソニアンに到着。
めちゃくちゃ天気よさげに見えるけど、高層ビルに囲まれたNYと違って街並みがアメリカンサイズのワシントンDC。 幅100mはあろうかという道路を歩いていると、大陸風とでもいうのだろうか、吹き飛ばされそうな勢いの寒風に晒される。 息をすると肺が痛い。 顔に氷の素針がチクチク刺さってくるみたいだ。 



CA390857.JPGあ~写真ではこんなアングルでじぇんじぇん伝わんないけど私がどれだけ興奮していたか! この黒こげ物体、本物のアポロ11の司令船だよ~。 他にもメッサーシュミット、スピットファイア、ムスタング、ゼロ戦、チャック・イエーガーが初めて音速を突破したx-15、リンドバーグのスピリット・オブ・セントルイス、ライト兄弟のライトフライヤー、そしてサターンⅤのジェットエンジン・・・このサターンⅤっていう名前、超クールだと思うのは私だけ?
 


CA390893-0001.JPGすっかり興奮しきった私はお土産屋さんでこんなものを買い込んで家族やN先生や職場仲間へのお土産にしてしまった。 これはマグネットになっている。 自分ではこのチョイスに大変満足していたのだが、喜んでくれたのはおーめんとN先生くらいで、職場の子にはむしろ足にできたマメに貼るためにドラッグストアで買ったスヌーピー柄のバンドエイドの残りをあげた時の方がうれしそうだった・・・。
 
 

ちょうど良い時間帯でアイマックスシアターの映像を2本見ることができた。 一本目は戦闘機パイロットの飛行訓練の話。 もうひとつは宇宙ステーションの様子。 これは3Dになっていて、船外活動時にワイヤーが外れて宇宙空間に放り出されて・・・なんていうシチュエーションの映像には2001年宇宙の旅の1シーンを思い出してマジでパニクりそうになった。 
でもこの二つの映像見て思い出したことがまだある・・・子供の頃私がなりたかった職業って宇宙飛行士か戦闘機パイロットだったってことを。 なんかすっかり忘れてた。
 


CA390862.JPGカフェテリアの前にある月着陸船。 本当に月に行った着陸船はもちろん地球には還ってこないが、これはレプリカではなく何体か同じものを作ったうちのひとつなので、本当に月に行ったのもこれと同じものということになる。 それにしても・・・なにこのベコベコさん・・・・なんか小学生の夏休みの工作というか、高校の学園祭の、竹で骨組み作って濡れた新聞紙貼って色塗って作った張りぼての象徴物みこしみたいにしか見えない・・・冗談のようにちゃっちい作り。 一応ニッケルと鉄とアルミとアルミナイズしたプラスチックでできてるらしい。 しかしいったい何でこんなわけのわかんない形をしているんだろう?



CA390863.JPGあまりに興奮してのどが渇いてカフェテリアで飲み物を買った。 どれにしようか散々迷ってやっぱりスポーツドリンク系かなと思ってそれらしきものを選んだらすげー味だった。 溶けた夜店のスノーボールみたい。 それを飲みながらふと窓の外に目をやると・・・あれ?・・・ホワイトハウス?



CA390865.JPGスミソニアンに浮かれてすっかり忘れてたけど、ここってアメリカの首都だったんだ・・・博物館を出て建物の後ろに回ってとりあえずホワイトハウスをカメラに収めてみた。



というわけで無事スミソニアン詣でを終え、夜の10時半にNYに戻ってきた。 英会話仲間にして航空学講師の波平による旅の事前情報では、実はスミソニアン宇宙航空博物館にはデカい別館があり、そこには私の憧れコンコルドもあるという。 行きたいのは山々だが、ちょっとやそっとで行けない距離らしい。
「ニューヨークにもコンコルドあるよ。」
「なんですと?!」
「退役空母があるじゃん。」
「あ~イントレピット?」
「あの上にいるよ。」
「え?コンコルドってそんなちっちゃいの?」
「・・・空母がデカいんだよ・・・」
そんなわけで、翌日はコンコルド見てソーホーあたりをぶらつく予定にしてるけど・・・・

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何も知らない傍から見たら、すべてが予定調和で順調に進んだかに見えたアポロ11号の月着陸も、実際は一瞬一瞬が一か八かのギャンブル状態で事が運んでいた。 着陸直前になってコンピュータのアラームが突然鳴りだし、それが一体何に対する警告なのか誰にも分らなかった。 着陸するか断念するかは当時26歳のコンピューター技師の判断に委ねられた。 国家の威信、天文学的な数字の予算と人出、人類の夢、宇宙飛行士の命・・・全てのことが彼の肩にのしかかっていた。 しばらくの沈黙の後、彼は恐怖に震える声で決断を下した。
 

「続行」
 

安全なのかどうか全く確信がなかったし、確証がない限り中止する方が妥当な判断だったのだが、コンピューターはちゃんと作動しているのだし自分の直感ではゴーだ、というだけでこの判断を下したのだという。 着陸中止の準備をしていた2人の宇宙飛行士は内心驚いた。 この時点で月面まで1000フィート。 あと60秒で燃料切れ。 しかしコンピューターで誘導される予定だった着陸地点が大きな岩だらけなのを発見したアームストロングはもっと平らな部分を探そうと、残り少ない燃料と重力の狭間で、半ば手動で着陸船を操縦し始めた。 着陸寸前に不気味な水平飛行を始めた着陸船に、今度は管制室のスタッフが度肝を抜かれる番だった。 着陸地点に6マイルの誤差が生じると、計画は自動的に中止になる。 軌道修正されたディスプレイの誤差修正の表示は4マイル。 シュミレーションではとっくに着陸しているはずの時間・・・・
 
 
「こちら静かの海。 鷲(イーグル)は舞い降りた。」
 
 
着陸なんとか成功。 この通信をした時点で燃料はあと10秒分。 アームストロングの心拍数は冷静な声とは裏腹に150まで上がっていた。
 
 
 
私たちがよく目にする月面に立つ宇宙飛行士の写真は殆どすべてがファーストマン、アームストロングではなく、セカンドマン、オルドリンの姿だ。 それほど視覚的要素やメディアを重要視していなかった60年代、ましてや理系や軍人ばかりの組織で、写真とか映像に残すという今だったら大衆(納税者)へのアピールの為に最優先だと思われることがいちばん後回しになってしまい、宇宙飛行士のみなさん忙しいスケジュールの合間に写真撮れたら撮ってちょうだいね、って感じに急遽なったらしい。 とにかくやることはいっぱいあるし、この特殊なカメラの操作にもあまり慣れてなかったし、第一ファインダーを覗いて撮るわけじゃなくて胸に下げたカメラで適当にあたりを付けて撮る、って感じだった。 それでもアームストロングは結構マメにシャッターを切り、被写体であるオルドリンをきちんと真ん中におさめているものが多い。 それにひきかえオルドリンが月面でアームストロングを撮った写真はたったの2枚。 しかも一枚は遠景の端に全身の写ったもの、もう一枚は左下方に背中にしょったタンクと右足しか映ってないというトホホ状態・・・ちょっと凹む。
 
 
 
とかく大衆は人類初の月面着陸にドラマチックなものを期待しがちだったけれど、技術者や軍人ばかりの当事者たちの会話は、感情とは距離を置き、なるべく事実を客観的に手短に曖昧さをさけて伝えようとするあまり、専門用語の単語の羅列になってしまい、一般人には無味乾燥でわけのわからないものになっていた。 派手派手の冒険野郎然としていた初期宇宙計画のマーキュリー7に比べ、アポロ11のクルーたちはいつでも沈着冷静、寡黙で英雄然とすることをよしとしない人たちだった。 そのせいもあってなんだかアポロ計画っておもしろくな~いって納税者たちから思われ始め、アポロ計画は17号をもって終了する。 
 
 

でもそういう英雄然としない、必要なことしかしゃべらない、曖昧さや非現実的なものを嫌う魂は、時として忘れられないほど簡潔で美しい言葉を発するものなのだ。
 
 

That’s one small step for a man, the one giant leap for mankind.


 

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MoMA。 Ayu姫いちばんのお気に入りポロック。
 
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「家に絵を飾るとしたらどんな絵がいい?」 
と彼女が聞く。 もちろん私はシーレだと答える。 彼でなくてもなんかそんなたぐいのあっさりしたドローイング。 彼女はポロックみたいな抽象画。 それが抽象的であればあるほどいいんだって。 
「それが見る日や気分によって見えるものが違ってくるのがいいじゃない?」
ポロックはただの壁の模様にしか私には見えない。 でも古典的な絵の、ひとつにしか解釈ができないものはつまらなくて飾りたくないという彼女の意見には同意。 それにきっと部屋に似合わない。 絵と額縁ばかりがゴージャス過ぎて、壁に掛けたら壁ごとバリバリ崩れ落ちてきそうな気さえする。
 
 
で、MoMAのなかで私の一番はこの絵。
 
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アンリ・ルソーは正規の美術教育を受けたことのない、税関に勤める日用画家だった。 彼は“芸術家”仲間と親交があったけれど、“芸術家”達はそんな彼やデッサンの狂った彼の“稚拙”な絵を内心小馬鹿にしていた。 そんな彼らの内心を知ってか知らずか、ルソーはとても柔和な性格で、彼らを夕食に招いては手厚くもてなし、いつもニコニコと笑っていたという。
 
 
鬱蒼と生い茂るジャングルの中に立つ褐色の肌と長い髪の蛇使い女、月明りに照らされた砂漠で昏々と眠る流浪のジプシー女と傍らにただ静かに佇むライオン・・・・後世の人間が彼の絵に惹かれるのは、いつかどこかで夢に見ていたかもしれない陳腐だけれど強固な幻想を彼が視覚化してくれているからだ。
 
 
 
 
CA390840.JPGこのあとAyu姫のお友達と合流してお茶と晩御飯の予定だったけど、前日クラブから帰ってきてベッドに入ったのが朝の6時で朝昼兼用で食べたクリームチーズのベーグルがおいしかったんだけどデカ過ぎて食道の上の方までまだ詰まってて、時差ボケもあったしでひとりキャンセルしてホテルで爆睡。
 
 
 
 
CA390846.JPG8時20分前に目覚ましで起きて、前日Ayu姫が来る前散歩中にたまたま劇場前を通りかかってチケット買っておいたBURN THE FLOORを見に行く。 これはボールルームダンスをショー化したもので、しかも4対1ぐらいの割合でラテンの方がソシアルよりも多い(後の1は50’sロックンロールその他)。 社交ダンスは経験ないけど、この女性ラテンダンサーたちのどっしりとした筋肉質の体型とフリンジやレースやスパンコールのいっぱい付いた露出度の高いピッタリと身体に貼りつくドレスが好きだ。 しかも7cmくらいのピンヒールをはいたままターン、ステップ、バットマンを決める。 その中でもひときわ肉のついた、おばちゃん体型一歩手前のようなダンサーの身体のキレが素晴らしかった。 ひときわ身体のキレとリズム感の必要なナンバーのときはもちろん彼女がセンター、全員そろった群舞の時は大抵フロント下手(前列、観客から見て左・・・すなわちキャスト順位では3番手あたり)に位置されていたけど、どうしても彼女にばかり目がいってしまう。 7cmヒールを履いたまま首をのけぞらせて高速シェネ・・・・凄すぎる。 一体どうやってバランスをとるのか? 


結構な数の動画がYou Tube に上がってるみたい。 興味ある人はburn the floor で検索してみて。(貼るのがめんどい)
 
 
次の日は5時半起きの予定・・・・また寝坊しなきゃいいけど。

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                         (写真はクリックしていただくと少し大きくなります)

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タイムズスクエアで年を越そうとすると、気合の入った人は31日の正午頃から集まりはじめる。 午後三時頃から警官が人で埋まった場所から順々にバリケードで囲いはじめ、 囲われた区画の人はそこを出入りすることが禁止され、深夜零時まで寒さと空腹に耐えながらひたすらそこで立って待っていなければならない・・・え?トイレだって? ないよそんなもん。
 
 
31日の夕方、英会話仲間で9ヶ月間イエール大学で研究中のAyu姫と合流。 コロンバスサークルCA390825.JPGに新しくできたタイムワーナービルに晩御飯を食べに行く。
 
 
 なんだかホントにこの建物って六本木ヒルズとテイスト変わんないじゃん・・・世界のグローバル化ってホントにものすごいスピードで進んでいる。
 
 
白のスパークリングワインで乾杯。 生ガキとシーザーサラダとレアステーキをオーダーして二人でシェア。 そんなに多くない、丁度良い量だけどパンつかないのかなあちょっと物足りないなんてCA390820.JPG思いながらデザートにそれぞれNYチーズケーキとアップルクランブルパイアイス添えをオーダーしたら冗談のようにでかい奴がやってきた・・・日本の3倍はあろうかという岩石のような奴が。 しかしそこは女子。 パンがなかったのとゲロ甘じゃなかったこともあって二人ともペロリと平らげてしまった。
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コロンバスサークルを後にしたのが午後11時。 その時点でもう縦は8番街、横は54丁目まで人で埋まっていた。 この辺に立って待ってる人たちって全然タイムズスクエア(7番街―42丁目)見れないのになんで立ってるんだろう? 早々に私たちは諦め、いったんホテルに帰って体制を立て直し、ダウンタウンにあるクラブの中で新年を迎えるべく2ブロック先の地下鉄の駅へ向かった。 
 
 
ホームに入ったところでID代わりのパスポートを忘れたことに気付いた。 これがないとドアマンが中に入れてくれない。 しょうがないのでAyu姫にホームで待っていてもらい、ホテルまでパスポートを取りに帰る。 昔はダウンタウンからミッドタウンまでとかミッドタウンからメトロポリタンまで歩いても別にどうってことなくてむしろ歩くことを楽しんでいたのに、今は横方向に2ブロック往復するのもしんどくてめんどくさい。 やっとのことで駅に戻ってホームに降りたけど誰もそこにいない。 そこが間違ったホームだということに気づいて慌てて駆け上がり、Ayu姫の待つホームへたどり着くと紙製の派手な帽子をかぶったAyu姫が警官やラテンアメリカンっぽい人たちに囲まれて抱きつかれている。 何事?! CA390830.JPGアチョーと慌てて近くに走り寄ると私も帽子を被らされ訳の分らんままハグし合い写真を撮られ・・

「ひとりで立ってたから警官の人たちが心配して声掛けてくれててさ、MIKAさんが来るほんの一瞬前警官や観光客やホームにいたみんなでカウントダウンして一緒に新年迎えたんだよ。 楽しかったあ・・・・MIKAさん何処にいたの?」
 
 
どうも私が間違えたホームの階段をひとり慌てて駆け上がっている最中に2010年元旦はやってきたと思われ・・・・olZ 

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久々に「劇場公開が待ちきれない」と思ってしまった映画、「アバター」。 ジェームズ・キャメロン12年ぶりの監督作品しかも「SF大作」とは!!
 
十代の頃入れ込んでたファンタジー小説、アン・マキャフリイの「パーンの竜騎士シリーズ」を彷彿させる映像。 (早川文庫から出ていたけど今は絶版と思われ・・・多分このシリーズ、ファイブスター物語の作者永野某も愛読者だったのではあるまいかと推測される。 ファティマがお披露目で生涯自分のマスターとなるべき騎士をひとり選ぶという設定は、生まれたてのドラゴンが終身自身の騎乗者になるべき人間をひとり選ぶというこのシリーズの基本コンセプトからアイデアを得たのではないかと。 そんなこと指摘してもきっと永野某は頭から否定するだろうけどさ・・・) それにこの原住民の族長の娘(しかもお転婆系な性格)と主人公が惹かれあうというのはポカホンタスを挙げるまでもなく昔から人類王道のツボシチュエーションだ。 
 
キャメロン先生のSF大作はビジュアル的にカッコよくてスピーディーであるだけでなく、女子的にドキドキする刹那的ロマンス(後先考えない、無駄なまどろっこしい駆け引きがない)が必ず展開するのがツボなのですよ・・・エイリアン2のリプリーとヒックス伍長、ターミネーターのサラとカイルみたいな。
 
そしてエイリアン2のシガーニー・ウイ―バーにワイルドスピード、SWAT、バイオハザードのミシェル・ロドリゲスと男前姐さん大好きキャメロン先生のシュミ大炸裂のキャスティング。 ちなみにキャメロン先生は甲殻機動隊の実写化権も所有。 さすがというかやっぱりというか・・素子さんはさぞ監督のシュミど真ん中でありましょうや。
 
 
 
 エリカ様降板により黒木メイサに代役が打診されたのがキムタク主演のヤマト実写版という驚愕の情報が流れたのは2、3ヵ月前だったろうか。 以来全く音沙汰なし。もしかしてこの企画は頓挫? ちょっと気になって検索してみたら、この12月にアニメ劇場新作が公開されることを知った。 またかよとウンザリしつつもその後の登場人物たちはどうなっったのか気になって公式サイトを見てみると、ありゃ?結構このキャラデザイン昨今のアクの強いいかにものアニメキャラと違ってあっさりしてて私的にイケてるかも。 キャラデザインしたの誰だろうとチェックしてなんとも懐かしい名前に出会った。
 
またも非常に局地的な話題で申し訳ないが、リアルタイムで1stガンダムファンだった人の中にはその後の富野作品もしばらくフォローしていた方が多いと思われ、今となってはそういう人たちにしかこの名前を言ってもアニメファンにもガンダムファンにもピンとこないんだろうなと思うけど・・・・
 
そう、あのイデオン、ダンバイン、ザブングルのキャラデザイン&作画監督の湖川友謙。 当時は冨野アニメ人気に乗じて飛ぶ鳥を落とす勢いではあったのだけど、また同時にそのアメコミ調というのか独特のバタ臭さがどうも苦手というアニメファンも少なくなく、実力はめちゃくちゃ持っていながら昨今の如何にもの萌え系キャラ全盛のアニメシーンにおいては全く需要がないと見えて、生きてるのかさえ私には不明状態だった。 (しかし私は大好きだったんだよー・・・今でもダンバインのマーベル・フローズンは私的には歴代№1のアニメキャラデザインだと思ってる。 ) もともとこの方はヤマト第一作から少なからず関わっていたらしいのでまああり得るのかなとは思ったけど。 でも生きてたのね・・・よかったよかった仕事もあって。
 
でもなんかストーリーは相変わらずっぽそうだし。 劇場行ったら貸切状態だったりしてうーん・・・

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あ~、終わった・・・今シーズン最後のダンスステージが。 さあ食うぞ~打ち上げパーティーの後はマックフルーリーストロベリーショートケーキだっ!!


今回は一か月前辺りから何かと気が重かった・・・Hiphop全四曲、Jazz一曲。 振り付け、立ち位置、覚えたと思ったら前のを忘れる、家で練習しようと思っても今日習った振付が思い出せなくて踊り込みができない・・・こんなことの繰り返しだ。 それに果たしてワタクシがこれを着て皆様の前に立っても許されるのでしょうかとってもとっても公共の害なんではないでしょうかと夏の砂丘フェスよりも激しく悩んだ今回の衣装(そんなわけで私は友達を誰も今回のステージに招待していない)。 それ以外にもモチベーションを下げるような事柄がいくつかあって自分をアゲアゲ状態に保つのがなかなか困難だった。
 
 
ced283ce.JPG・・・・これが問題のメイドさん衣装だっ!
 
 
「あの~先生?」
「はい?」
「この場合、胸はジャンバースカートのへりの上にのっけるんですかそれとも下にしまうんでしょうか?」
「大きな人は上にのっけてください。 小さな人は下にしまってください。」
んじゃ大きなMちゃんはのっけるだろうしほかのコたちは超スリムだから下にしまうとして・・・中途半端なMIKAは一体どうすれば・・・
 
 

本番は着る衣装の順番を間違えて間一髪で着替え直して出ていったり、途中立ち位置を間違えて踊りがしどろもどろになるところがあったりでやっぱり悔いが残った。 まあどうせ誰も見てないだろうしなあとひとりでこっそり落ち込んでたら、打ち上げのときに他のクラスの先生からJAZZがうまくなってたな~と声をかけていただいた。 なんだかそれで今シーズンは一気に救われたような気がしてもうちょっとで泣きそうになった。
 
 
 気がつけばいろいろ期限があるために並行して頭を痛めていた年末の旅行の手続きやら準備も持っていく服を決める以外は全部済んで年賀状も出し終わっていた。 久しぶりに今は好きなことしてリラックス。

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CA390724-0001001.JPG夜遊び仲間KIM&かずえ&MIKA  at  SOURCE。
 
 





明日遠出だしあんまりテンションあげないでおこうと思ってまったりしてたんだけど・・・
 
 

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90年代のロックを語る上でマストなバンドThe Stone Roses。一般的には1st アルバムが評価が高く、ブリットポップロック好きなら迷わず1stなんだろうけど、私みたいな同じブリティッシュロックでもジミヘンやツェッぺリン好きには白いジミヘンとかジミー・ペイジの再来と当時言われてたギターのJohn Squireが俺様状態で作った2ndにしてラストアルバムのSecond Comingはまさにツボだった。 このアルバム何回聞いたかわかんないよ。 その中でもいっちゃん好きなナンバーがDriving South。 これが突然かかったもんだからいきなりテンションがトップギアに入ってしまった。 前々からなんとなくツボが似てるかもしれないとは思ってたけど・・・またこの路線でヨロシクお願いしますmacoさん。

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SOURCEを出たのが午前2時ごろ、その後例によって意味のない寄り道をいろいろしながら結局KIMちゃんとかずえちゃんを家まで送って家に帰ったのが3時ごろ。 それからシャワー浴びて明日の支度して、えーっと7時半鳥取駅南出発ってことは鳥大前駅7時4分の汽車に乗らなきゃってことは6時30分に目覚ましセットしてと・・・
 
 
・・・眠って起きたら7時7分だった。
パニックに陥りながら支度している最中、7時13分にメールが来た。
「もうバス鳥取駅に着いてるよ。」
このメールでさらにパニクり片手で支度しながら現在の状況をTEL。 荷物をひっつかんで家を飛び出し鳥大前駅までダッシュしてタクシーに飛び乗る。
「と、鳥取駅まではあはあ・・。」
「なに走って来たの?」
「7時半出発なんですぅ~
「なにそりゃムリだよぉ~
と口では言いながらタクシーの運ちゃんぶっ飛ばすことぶっ飛ばすこと・・・
7時28分駅南到着。 ま、間に合った(汗)。 どーしていつもこうなのか。
 
 
 
USJに着いたのがお昼前。 とりあえずチケットだけ貰っといて、まず先に直通フェリーに乗ってどっちかって言うとこっちが本日メインの天保山へ。 
 
 
 
CA390764-0001-0001.JPG最初にエゴン・シーレの絵が何点かウィーンから来ている天保山ミュージアムへ。 
以前にもブログでシーレのことは何度か取り上げたので繰り返しになってしまうかもしれないけど・・・この素描の線、色彩感覚、色の薄め具合や重ね具合、色を乗せるときの筆運び、色を乗せる場所、作品の大きさ、レイアウト・・・しかもそれがリハなし修正なしの一発勝負だなんて! もう技巧とかなんとか軽く超越してる。 細部にわたって技巧が優れているからとか手間暇かけているから素晴らしいなんていうのが芸術への賛辞になるとは私は思わない。 もうこれは、天賦の才、持って生まれたセンスとしか言いようがない世界なのだから。 気に入った作品のポストカードを買ったけど、それを見ていても現物を見ていた時に得られた魂の痺れが30%くらいしか得られない。 何故なんだろう? 
 
 
 
CA390755-0001-0001.JPG次にお隣の海遊館へ。
クラゲちゃん、クリオネちゃん、ラッコちゃん、カワウソちゃん、ペンギンちゃん、マンボウちゃん、マンタちゃん、それにひっつくコバンザメちゃん、まるでリニアモーターカーみたいに泳ぐイルカちゃん、育ち過ぎたフナやナマズみたいなアマゾンのかわいげのない魚たち、サンゴ礁に棲む嘘みたいな蛍光色の魚たち・・・巨大な巨大な大水槽の底の通路のソファにぐったりと沈み込んでしばしの休憩。 青緑色のナポレオンフィッシュが物陰からじっと覗いていた・・・・市原悦子か?
 
 
 
CA390760-0001.JPGまた直通フェリーに乗ってUSJに戻ってきたのが3時半。 4時半から5時の間に集合ということだったので、ショー物アトラクションひとつぐらいは見れるかなと思ってターミネーターへ。 ここで30分費やした。 その近くにスパイダーマンがあった。 職場の人から面白いと聞いていたので、ダメモトで中に入ってみた。 おねいさんが何名様ですかと聞いてきたのでひとりですと言うと、
「シングルライダーの方はこちらへどうぞ。」
と言われ、大行列を尻目にどんどん別通路を歩かされあっという間に乗車場所へ。 私の前には同じくシングルライダーさん(すげー呼び名・・)3人しか待っておらず、さらに一台ライドがやってくると必ずと言っていいほど横一列4人掛けのシートに半端な余りができるので、あっという間に私の乗る順番がやってきてしまった。
これってジェットコースターにもシングルライダーさんのシステムがあるんだろうか? 行ってみるとやっぱりあった。 全く諦めていたジェットコースターにもあっという間に乗車。 これで乗りたいと思っていたアトラクションはジェラシックパーク以外制覇できたことになってしまった。 ジェラシックパークはびしょぬれになるって聞いてたから夏とかのほうがいいよね。 そんなわけで集合時間までに自分用とみんな用のお土産もゆっくり選ぶことができて私的には大満足のUSJ&天保山でありました。

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CA390701-0001-0001001.JPG わーいこの広
いお部屋を今夜は独り占めさ。
 
 


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 お風呂もなかなかよい雰囲気ですよ。 
 





CA390709-0001001.JPG女優と次々浮名を流す歌舞伎役者によく似た板さんが夕に朝にお客さんの前でダシ巻き焼いたりジュースにドライアイスブっ込んでシャーベット作ったり大忙し。 シャーベットもダシ巻きもおいしかった。 それにしてもこのかあいい板さんをはじめ老若男女あらゆる従業員の方々セクハラな団体でスミマセン宴会長引いてスミマセン。
 
 



一夜明けて9号線をさらに下り、54号線
314号線で奥出雲へ。奥出雲の道は大体カーブもアップダウンも崖っぷち感も鹿野の広域農道プラス人形峠とかの感じを想像してもらったらいいと思う。
 
 
煽られれば煽られるほど身の程知らずの私はムキになる。 とにかく後で山Pにトロいってけなされたくなかったから必死で山Pの後ろをついて行く。 最初は3、4速で地面に吸いつくような感覚をキープしながら走っていたけど、これだとあっという間に仁くんのトルクは14くらいに上がってしまう。 シフトを一段ずつ上げて4、5速、これでもトルクがすぐ10くらい上がってしまうので、できそうな所は可能な限り6速で走る・・・久々に走りながら足が震えていた・・・気がつくと高速に上がるまでには何人かぶっちぎってしまっていた。 が、がんばったよMIKA。 がんばったんだけど・・
 
 
・・・・捕まったじゃん。
 
 
捕まったじゃん山Pのバカ。
 
 
これから向こう一年間誰ともいっしょにツーリングしないからねひとりでチンタラ走るからねえーんえーんほっといてねえーん

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CA390713-0001-0001.JPGPlacebo・・・・(ラテン語)私は喜ばせる。
 
 
医薬業界では「偽薬」という意味で使われる用語。 検査をしても原因となる疾患がないのに不定愁訴を訴えがちな入院患者さんなどに、抗不安薬などでの治療の他に、トウモロコシデンプンや乳糖の粉末を薬ですよと言って渡して服用させることがある。 それで本当に具合が良くなってしまうことをプラセボ効果という。
 
 
もちろんこういう業界にいるので日常茶飯事にプラセボという言葉はでてくるのだが、いちばん最初にプラセボ効果という言葉を知ったのは高校の家庭科の授業だった。 このときの先生が、だから薬なんていうのは人間には元来必要ないんだみたいな結論を出そうとしてこのプラセボ効果を引き合いに出した。 これをまともに受けた16歳の私は家に帰って父親にこのことを得意げに話して大激怒されてしまった記憶がある。
 
 
こういう類の考え方をもつ人というのは少なくない。 薬局に来る人の中にも(薬局に来てるのに!)今まで健康自慢で通っていたのにこの私が薬を飲むなんて!ていうタイプやどくだみとかアロエとかみのもんたとかが好きなタイプの人なんかで、とかく薬のことを悪玉のように決めつけてしまっていることがある・・・・確かに副作用や薬害は存在するし、その人の考えを尊重したいし、丈夫な体に生まれて今まで健康でよかったねと思うが、薬を悪と決め付けられることには内心ムカついている。 なら飲むな。 気力で治せ。 乳幼児死亡率が低いのも、平均寿命が長いのも、クオリティ・オブ・ライフが向上するのもアロエやココアのおかげだとでも言うのか。
 
 
プラセボという言葉は他に、治験(薬が製品化されるまでに、効果と安全性をチェックするために動物、健常者、疾ぺい患者に対して行う臨床試験)の比較対照の為に作られた、本物と外見が全く同じだが薬効成分が含まれない物体にも使われる。 だが最近は偽薬を実際に黙って患者に処方するということに対する倫理的な問題があるため、比較対照試験には全くのプラセボではなく類似薬効成分を含んだ物が使われる、と、聞いていたのだけど・・・
 
 
先日、医薬品メーカーのキッセイの人が薬局にやって来た。
「シナロング10mg錠の市場に出回っている製品の中に、0.06%の割合でプラセボが混じっていることが判明したので回収させていただきます。」
・・・どうしたらそんなことが起るんだろう? メーカーのひともわかんないらしい。 じゃあどうしてプラセボが含まれてるってわかったの? それもこのメーカーの人には不明らしい。 って言うのも販売元はキッセイだけど製造元はまた別の外資系の会社で、そこからの通達のままに回収しているってだけの状況で、とのこと・・・なんかこの業界もわけわかんないよ。

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CA390693.JPGこう見えて花柄は得意だ。 いかにもの少女っぽい女の子とかフェミニンな感じの女の人が花柄を着るのとはちょっと違ったニュアンスが出せるところが自分でも気に入っている。
右の2つのワンピースと下のバイアスカットのスカートはもう15年選手だ。 左二つのキャミソールドレスも買って10年前後にはなる。 大きな赤い花のキャミソールドレスはLAにいた時にその辺のしまむらみたいなとこで買った。 あとは下左のブラウス以外は全部アメリカの通販。 ブラウスは今年KAT-TUNコンサートのために上京した時H&Mで買った。  この服は結構ケイト・モスに影響受けてると思う・・・でも本家TOPSHOPで買い物したらこんなに安上がりにはいかないだろうな・・・
 
 
CA390694.JPG ボーダーは長らく苦手意識があったけど
1、ボーダー幅が1cmくらい
2、赤系統のはっきりした色とダークカラーの二色使い
3、あんまりピッタリし過ぎない、でもルーズ過ぎない、そこそこ身体にフィットする
4、長袖
だといいみたい。 フレンチスリーブじゃない半袖っていうのは、とことんオトコっぽく着ようと意識した時でない限り、なんか野暮ったい。 二つともGAP。 右が去年で左が今年。 肉食体型の私には、ユニクロよりもGAPのカッティングのほうが身体に馴染むみたいだ。
 
 
 スタイルベースがアメカジのワタクシといたしましては必須であるべきチェックのネルシャツ。 しかし顔が柄に負けてしまうなんてことがなくてしかも野暮ったくならずに着られるような色柄とシルエットCA390692.JPGのやつを今までなかなか見つけることができなかった。 やっぱチェックってどうしたって私には似合わないのかなと諦めかけていた矢先・・・・
  RIGHT ONの広告で見かけてつい最近買ったこのネルシャツ、 ただ今めちゃめちゃヘビロテ中。

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CA390684.JPG買ってからもう7年ぐらいにはなるのかなあ・・・盛装時(とはいってもかなり私の盛装はカジュアル寄りなんだけど・・・)にお役立ちのサンダル。 履くとほとんど裸足に見えるくらいに主張がないけど、逆にそれがどんなにアクの強いドレスでも何も考えずに合わせて履くことができて、それに裸足でいるより確実に足がキレイに見える。
 
これまでにKIMちゃんに一回、かずえちゃんに2回貸し出した。 裸足で履くので摩擦で中敷きがボロボロだったのをこの前かずえちゃんが直して来てくれた。 ありがと~かずえちゃん・・・だけどそろそろいい加減自分の買いなよ~

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CA390662-0001-0001.JPGはーい倉敷ですよー。 大原美術館の前ですぅ。 あんまり期待してなかったけどロダン、ジャコメッティ、ルオー、ウオーホルの作品に結構刺激受けました。 でも言葉で説明しようとするとなんだかちょっと野暮になる。 だからこそ言葉以外の表現分野が存在するんだろうけど。
 
 

CA390674-0001-0001.JPG
でも倉敷のいちばんのお楽しみは実は別なところに。 美観地区の真ん中にある倉敷珈琲館という、ホントにコーヒーしかメニューにないところ。 ここのコーヒーが絶品なのだ。 ストレートで飲むとちょっと濃過ぎ?って思う人もいるかもしれないけれど、ぜひミルクとお砂糖を入れて飲んでほしい。 今回私はアイスカフェオレをオーダーしてみた。
 
 

うちの実家回りは今は見る影もないが昔は旅館や飲み屋や食べもの屋やヌード屋や遊戯場が林立する結構な繁華街で、うちも薬屋の横に簡単な食事やカクテルも作る喫茶店を営んでいたのだけど、生クリームが主流になる80年代以前、コーヒーに添えるミルクといえばエバミルクだった。 甘くないコンデンスミルクとでも説明したらいいのだろうか? ちょっと違うかなあ・・・煮詰められたミルク? 実際どういう加工がしてあるのか私にはわからないんだけど、ちょっとどろっとして黄色味を帯びていて、牛乳や生クリームのフレッシュ感とは対極にあるような、缶詰感とでもいうか保存食めいた味。 その味がする、このカフェオレ。 独特な風味とコクがここの濃厚なコーヒーによく合っている。
 
 

そういえばエバミルクのパッケージにはこの同じエバミルクを手に持った女の子の絵がついていて、当然その子の持つエバミルクのパッケージにはその女の子の絵が描いてあって、その女の子の手にはまたその女の子の絵が付いてるエバミルクがあって、そのエバミルクには・・・って延々考えてたら眠れなくなったことがあった。
 
 

うちの母親の淹れるネルドリップコーヒーは独特の味で結構ファンもいたんだよ。 実家の朝はいつも大きな旧式のコーヒーミルの作動音と充満するコーヒーの匂いで始まっていた。 でもMUCってコーヒー豆の会社はもう存在しないし、コーヒーミルも壊れていてもう動かない。

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