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思考力も記憶力もなくひたすらカンだけに頼った人生を送るMIKAのツメの甘すぎる日常生活

   
カテゴリー「赤西くん」の記事一覧
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・・・・・そろそろ書いてもいい?
 
 
アメリカで成功できるなんて誰も思ってない・・・ファンですら、いや当の本人ですら思ってない・・・っていうか成功しようとも思ってないだろう。 要は合法的に海外に長期滞在できるんならそうしたいってことだけなのだ・・・私も若い頃そうだったから気持ちはよ~くわかる。 そしてそういう外国かぶれの若い男の子にとっては、ジャ●ーズ系仕事というのは“やってらんね~”世界だというのもよ~くわかる。
 
 
だけどなあ・・・・皮肉にも彼がいちばん輝くのはこのジャ●ーズ系お仕事の中でのみ。 それはファンはもちろん、本人にもよーくわかってる。 やりたい仕事じゃないけれど、それには群を抜く才能がある、でもやりたくないからやる気も出ない。 他のメンバーにしてみれば、彼がいないとこのグループは華に欠けてしまうのが分かっているし、素直で単純で天真爛漫ないいやつだというのは分かっているから、多少の我儘は大目に見てなんとか彼をなだめつつできればいっしょにやっていきたいと思っていただろう。 なんとなくそれがわかるから、彼のファンははらはらしつつも他のメンバーに申し訳ないと思いつつもでもなんとかこのグループに留まって仕事を続けてもらいたいと思っていた。 だってそれが見たいんだもの。 あのグループの中のツートップの彼が。
 
 
多分もうひと年とれば、あきらめもついてほとぼりも冷めてジャ●ーズ系仕事しか生きる道はない事に観念してグループに戻って来たいと言い出すのだろう・・・けれどそれでは遅すぎる。 それに他のメンバーはともかく、彼らのファンが黙っちゃいない。 示しがつかないから、とりあえず脱退宣言。 あ~でもホントに勿体ない・・・今が旬だったのに・・・自覚があればポストキム●クにだってなれたのに。
 
 
あの脱退宣言のあと、ジャスコで亀子様にバッタリ会った。 思わず駆け寄ってハグ。 うえ~ん亀子様この度はうちのJ●NくんがK●MEちゃんに大変なご迷惑を・・・ホント残念よね~あのツートップが見たいのにね~K●MEちゃんJ●Nくんのこと頼りにしてたと思うのよ~ってほら~亀子様泣いてるし~。 
もう、だからさ~・・・
 
 
早く観念して帰って来なよ~

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2e635f0d.JPG・・・実物こんなにカッコいいのに。

 

 

赤西のソロパートは女性ダンサーがらみ。 私の嫉妬心はガチンコ真っ向勝負ではなくて視界に入らない場所に逃避行という形態をとるので、最後まであんまりまともに見ることができなかった。

 

 

今回秀逸だったのは亀ちゃんのソロパート。 いつも男らしい亀ちゃんなので今まで全く気付かなかったけど、彼にはドサ周りの一座の女形みたいなイメージがあったんだ・・・それを今回のソロはうまく引き出している。 衣紋を抜いた一枚羽織の、切れ長の目の薄い唇を赤く染めた亀ちゃんが女言葉で歌うそのイメージはジャパネスク。 1584っていう曲のタイトルは何の意味なんだろうと最初思ったけど、もしかして年号?と思って調べてみると1584年っていうのは戦国時代まっただ中で、本能寺の変があって信長とか森蘭丸とか明智光秀が死んだ年らしい・・・なるほどね。 女形もそうだけど森蘭丸のイメージも加えてるんだな・・・それプラス、イントロとかにSF効果音チックなアレンジを加えている。 これはつまり、本物の戦国時代というよりは、戦国無双のビジュアルを想像してね、ということなんだろう・・・とっても良くできている。 前半は空中を舞い、背中を反らし、カメラ目線に流し眼を決めながら妖艶に、後半はもろ肌脱いで噴水の中でずぶ濡れになりながらシャープにポーズを決める。

 

 


ドーム中央にある円形の噴水ステージも効果的だった。 水がいろいろなパターンで飛び出して、ちゃんと着地点の穴に吸い込まれ、床が水浸しになることはない。 これで亀ちゃんは水を切って踊りながらずぶ濡れになったり、6人全員が水の壁の中にすっと佇んでいたりする。

ドームという広いハコなので、オーロラビジョンを使った演出もふんだんにあるんだけど、この映像編集もものすごく効果的でうまいなあと思った。 当然リハとか用意周到なんだろうなあ。

 

 


あまり仲よさそうではない、気が合うわけでも、団結力があるわけもなく、グループとしてのKAT-TUNに本人たちはファンほどに愛着があるわけではなさそうで、一触即発で今にも空中分解してしまいそうだ。 その未完成さ、グループとしての危うさ。 他のジャニーズのグループが普段着を着て等身大のメジャー(長調)の歌を歌うことが多いのに対して、KAT-TUNは圧倒的に短調の曲が多い。 アレンジはハードロックやダンス系。 衣装は決して普段には着れないようないかにもの派手なロック系ステージ衣装(マントやフェザー、フェイクファー、フェイクレザー、ベルベットにリベット)。 歌詞は秘めやかだったり、刹那的、妖艶。 切なくてドラマチック。 少し強引で硬派。 でも決して下品にはならず、そのうえきちんと真面目だ。 他のグループにはない華やかさ、危うさ、切なさ、ロックっぽさ・・・・ドームのあちこちに散在する6人が、こだまを返すように低く囁きハイトーンで叫びあうI don't wanna cry alone・・・・6人で横一線になって立ちつくすその姿にしばし陶然となる。


 


今度はいつ会えるのかな。

「また行くってか?! もういいかげんにやめないそんな子供っぽいこと。」

「いやとっても参考になるんだよ見せ方とか・・・・・同じ舞台人として。」

「・・・・・・・・・・・・」

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なんちゅう非情なことやっとるんかいなと思うが・・・CA390103-0001.jpg

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