思考力も記憶力もなくひたすらカンだけに頼った人生を送るMIKAのツメの甘すぎる日常生活
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眠いよ~
MoMA。 Ayu姫いちばんのお気に入りポロック。
「家に絵を飾るとしたらどんな絵がいい?」
と彼女が聞く。 もちろん私はシーレだと答える。 彼でなくてもなんかそんなたぐいのあっさりしたドローイング。 彼女はポロックみたいな抽象画。 それが抽象的であればあるほどいいんだって。
と彼女が聞く。 もちろん私はシーレだと答える。 彼でなくてもなんかそんなたぐいのあっさりしたドローイング。 彼女はポロックみたいな抽象画。 それが抽象的であればあるほどいいんだって。
「それが見る日や気分によって見えるものが違ってくるのがいいじゃない?」
ポロックはただの壁の模様にしか私には見えない。 でも古典的な絵の、ひとつにしか解釈ができないものはつまらなくて飾りたくないという彼女の意見には同意。 それにきっと部屋に似合わない。 絵と額縁ばかりがゴージャス過ぎて、壁に掛けたら壁ごとバリバリ崩れ落ちてきそうな気さえする。
で、MoMAのなかで私の一番はこの絵。
アンリ・ルソーは正規の美術教育を受けたことのない、税関に勤める日用画家だった。 彼は“芸術家”仲間と親交があったけれど、“芸術家”達はそんな彼やデッサンの狂った彼の“稚拙”な絵を内心小馬鹿にしていた。 そんな彼らの内心を知ってか知らずか、ルソーはとても柔和な性格で、彼らを夕食に招いては手厚くもてなし、いつもニコニコと笑っていたという。
鬱蒼と生い茂るジャングルの中に立つ褐色の肌と長い髪の蛇使い女、月明りに照らされた砂漠で昏々と眠る流浪のジプシー女と傍らにただ静かに佇むライオン・・・・後世の人間が彼の絵に惹かれるのは、いつかどこかで夢に見ていたかもしれない陳腐だけれど強固な幻想を彼が視覚化してくれているからだ。
結構な数の動画がYou Tube に上がってるみたい。 興味ある人はburn the floor で検索してみて。(貼るのがめんどい)
次の日は5時半起きの予定・・・・また寝坊しなきゃいいけど。
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