思考力も記憶力もなくひたすらカンだけに頼った人生を送るMIKAのツメの甘すぎる日常生活
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ブラックのハードロック
Hiphopする黒人よりも、ヘビメタする白人よりも、ジミヘンの昔から、私は黒人がハードロック(それもギター)をプレイする姿に滅法弱い。 ちょいファンキーでめちゃめちゃヘビーな縦ノリ(っていうか厳密に言うとグルングルンと縦方向に渦を巻くようなノリ)のグル―ヴを持ったハードなギターリフ。 基本ファンクだけど時おりギターソロにジミヘン直系のようなロックなプレイをかましてくれるプリンスも範疇に入れたいところだけど、黒人ハードロックの代表格はなんといってもこのリヴィングカラーだろう。 20代中頃、そのヘビーな音のカッコよさに心酔してひたすら聴きまくっていた時期があったけど、シリアスで重すぎる歌詞にだんだん気が重くなってきて自然とフォローしなくなり、しばらく聴くことがなかった。 最近、ituneで、昔好きだったTerence Trent D’arbyのwishing wellという曲がダウンロードできるかどうか検索してて、ふと、そういえばリヴィングカラーもちょっと前までitune入ってなかったけど今どうなのかな?と思って検索してみたら・・・あった。 しかも去年新しいアルバムをリリースしていたらしい・・・てっきり解散してたとばっかり思ってたよ。
4thアルバムまで持ってたんだけど、JAMに売ってしまっていたので、今回、ベストアルバムと、2003年リリースされたアルバムcollideoscopeをAmazoneで中古で購入。 去年出た最新アルバムの方は、余りにもテクノ色が強くなりすぎていて余り好きじゃない。 ヴァーノンのチェーンソーぶんぶん振り回してるようなギターが聴きたいのに、これじゃあプロディジー聴いてるのと同じじゃん。 今回改めてベスト盤聴いてみて、ファーストアルバムの一曲目、cult of personarityと三曲目、middle manが彼らにとってのベストだなあとつくずく思った。 あの頃、川崎クラブチッタともうひとつ、山手線沿いのどこかの街の、普通のビルみたいなところにライブ見に行った。 日本ではいわゆるギター小僧にヴァーノンはとっても人気があって、ライブでは“ヴァーノーン!!”とギター小僧たちが叫ぶ黄色くない声があちこちからひっきりなしに上がっていたのを思い出す。 ヴォーカルのコリンは俳優もしていて、あの頃、有名な監督のベトナム戦争物に出演していた。 筋肉質のものすごく重そうな体つきをしていて、彼がオーディエンスに向かってダイブすると誰もが怖がって受け止めようとせずに逃げてしまうので、そのままべちーと落下し大ケガを負ったこともあるらしい。
リヴィングカラーをダウンロードしている人が他にどんなアーティストをダウンロードしているかっていう欄に、kingsXの名前を見つけた。 これも懐かしいなあ・・このバンドはベース兼ヴォーカルが黒人で、ギターとドラムが白人の、ジミヘンのバンド、エクスペリエンスを彷彿させるスリーピース。 大学の研究室のお茶を飲む部屋で、一人でいるのをいいことにラジカセ(!)でkingsXのover my headを聴いてたら、同じ研究室の子が入ってきて「なにこのすんげ~ディストーションギター!?」と叫んだのを思い出した・・・勉強した内容はこれっぽっちも覚えてなくて、憶えているのはこんなくだらない断片ばっかりだ。
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