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思考力も記憶力もなくひたすらカンだけに頼った人生を送るMIKAのツメの甘すぎる日常生活

   
カテゴリー「映画、本、音楽」の記事一覧
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510wb2YZZ2L__SL500_AA240_.jpgなんかねージャケ写だけ見てるとまるでイタいゴス系みたいでヤなんだけど・・・前のブログで紹介したWHITE STRIPESを覚えていらっしゃるだろうか? ちょーへたっぴなお姉さんのドラムとあんまりルックスの良くないもっさりした弟くんがギターとソングライティングとボーカルを担当する二人だけのユニットなんだけど、ロック魂をなぜかバリバリに感じさせてくれる希少な現役バンドなんだよね。 このTHE DEAD WEATHERというバンドは,その弟くん(先に紹介した映画シャイン・ア・ライトにもゲスト出演してアコギをかかえてミックとカントリーソングをデュエットしているんだけど・・・ほんと垢抜けない。)がはじめた別ユニット。 これがまたすごいんだよロック魂のカタマリ。 まさに暴風雨。 ドライブ向きのCDじゃないけど、とくに7曲目なんかライブで聴いたらまたあっという間にあっちの世界へぎゅるぎゅる連れて行かれちゃいそうだ。 好きなトラックは②、⑤、⑦、⑧、⑨。

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例によってまた図書館の返却コーナーで見つけた「世界香水ガイド」。 読んでいるうちに手元に置いておきたくなってアマゾンで購入。 著者のひとりルカ・トゥリンの著書を、すでに私は一冊所有している。 「香りの愉しみ、匂いの秘密」・・・これはなんてことないショッピングセンターの本屋で偶然見つけてその文章に惹かれて買ってしまった本。
 
 
生理学と生物物理学のPh.Dをもつトップレベルの科学者であり、ヨーロッパ知識人としての一般教養も身につけている彼は、科学という世界共通の思考法に基づいた、非常に簡潔で説得力のある美しい文章を書く。 そしてまた、豊富な読書量に培われたボキャブラリーによって、彼は、持って生まれたそのユニークな感覚を、余すところなく自在に文章で表現することができ、なおかつその文章は、下手なコテコテ文系人間の独りよがりな詩や、三流詩人のありきたりな詩よりも数倍詩的でさえある。
 
 
やっぱ一般教養としての読書って大切だよなあ・・・そう思いながら、イリアスとかオデュッセイア借りてみるけど、それは私にとって今のアニメに慣れている子供に鉄人28号を見せるのと同じだ。 聖書もギリシャ神話も哲学史もイラスト入りのダイジェスト版。 世界史は子供向けの著書(あ、でも子供向けとはいえこのエルンスト・H・ゴンブリッチ著の「若い読者のための世界史」はたいへん名著なのでティーンエージャーのお子さんが身近にいらっしゃる方はぜひご一読することをお勧め下さいな)。 「白鯨」も「失われた時を求めて」も斜め読み。 指輪物語すら退屈で耐えられないんだから無理な話か。
 
 
話は香水に戻るけど、私の香水変遷史は高校生の時の資生堂のシトラスコロンに始まり、バブル期のシャネルNo.5トワレ、30代のBODYSHOPホワイトムスクを経て4年位前からカルバンクラインのCkbeを愛用中だ。 自分的にはホワイトムスクを使っていた時より幾分顔も心も中性化してきているので、このユニセックスなCkbeに無意識のうちにシフトしたんだと思う。 
で、「世界香水ガイド」によるトゥリン氏のCkbe評はというと・・・
 
 
まばゆさは少ないものの、色褪せた記憶を呼び覚ますだけでなく、記憶そのもののような香りを求める人にはぴったりだ。
 
 
・・・なるほどね・・・なんか、ぴったりだ。

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シャイン・ア・ライト・・・・なんなんだこのジイサマたちは・・・カッコよすぎる。 60過ぎて未だタフでロックでセクシーだなんて。 特にミック・ジャガー。 プロポーションとスタイリングが超クール。 それにあの腰つき!
NYの由緒ある古いハコでやったクリントンがらみのチャリティーの為か客層がお上品すぎてじぇんじぇんロックしてなかった。 フロントロウの女の子たちはさすがにきれいだったけど、きっとお金持ちのお嬢さん方なんだろうか、ミニマムで洗練を極めたタイプの子たちだったのでなんだかチグハグだ。 そこへ中盤ゲストでアギレラ姐さんが登場! この下品さこそがロックなのさ。 あ~こんな声になりたいよ~。
 
 
マンマ・ミーア・・・まあ普段あんまり映画とか見ないようなタイプが母娘で見に行ってあ~よかったよね~って言い合うのに丁度いいような、そんな類い。 ママの友人の一人とバーテンが浜辺で歌い踊るシーンはバックダンサーがイケメンぞろいで目移りしてしまった。
 
 
007慰めの報酬・・・・男の夢が詰まってる感じだなあ・・・このボンドさんはホントにタフでクールで洗練された感じがしていいんだよね・・・その分女相手の色気には欠けるんだけど。 そこは強引さでカバーだぜアニキ。
冒頭のカーチェイス、スペインの町並みや足場での格闘シーン、MI6本部の描写、港のシーン、オペラ会場のシーンとかはさすが007シリーズと唸りながら見ていたが、それ以降の展開はやたらベタでちょっとがっかり。 
マチュー・アマルリック、とうとう007の悪役になるまで出世したのね。 なかなか個性を生かしたよいキャラだったけど、ラストあたりはかわいそうとか思ってしまった。 腕っぷしとか凄味に欠ける分、思いっきり姑息な手段を使うようなキャラ展開にすればよかったんじゃないだろうか。
そして相変わらずのM様・・・太ったしわだらけのおばあさんなのにどーしてあなたはそんなにカッコええのか・・・御慕い申しております。

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ワンダーラスト・・・・200本のたばこ、ハイ・フィデリティ、GO!GO!L.A.、ファスト・フード・ファスト・ウーマン、ゴースト・ドッグ・・・こういう路線のちょっとオフ・ビートでエキセントリックでユーモラスな感じの映画。 センスは悪くなくて、でもあんまりスタイリッシュ過ぎないっていうこのさじ加減が好き。 マドンナって、自分が出演する映画は自意識過剰でダメダメだけどクリエイターに徹するといいものができるんだよね・・・主役級3人のうちの男性キャラは本業役者さんではなくて、アングラ界ではかなりメジャーな立ち位置にいるゴーゴル・ボーデロというバンドのボーカル。 なんか雰囲気ヴィンセント・ギャロにそっくり。 でもギャロはどこまでもカワイソ~自分と嘆き続ける陰のひとだけど彼はどことなくひょうきんでポジティブな陽キャラだ。

 

 

 

カポーティ・・・・特に何も考えずに借りて、カポーティ初登場のパーティーのシーンで完全に引き込まれて最後まで一気に見てものすごく脳内に染み込んでしまっている映画。 なんでだろう・・・・それほどショッキングでも陰惨でも派手なシーンがあるわけでもないのに・・・しずかに深く、心に良質だけれど暗い影を落とす映画。 さすがアカデミー主演男優賞・・・凄まじい演技力。

 

 

 

アイアンマン・・・・DVD欲しくなっちゃったなあ。 久々に娯楽大作SFでシラけることなく見ることができた映画。 SF大作でシラけることが多いのは、

1.  戦う必然性が希薄。 敵役が憎らしくない。

2.  何かというと超能力や精神力に頼りたがる・・・・主人公も脚本も。

3.  あんま登場人物シリアスに悩み過ぎ。所詮は絵空事なのにさ。

4.  やたらルックスのいい似たような性格の登場人物だけいっぱい出して戦いや恋愛に悩んじゃったりすればいいってもんじゃないのにさ・・・。 


というわけでアイアンマンは、敵役が憎らしくて適材適所にプロットを引き立てるキャラたちがいて(親友、ロボットの助手、
Dr,、グイネス・パルトロウ久々の当たり役と思われる秘書、最初は捨てキャラと思われた女キャスター)、主人公が適度に中年でくまさんみたいにキュートでユーモラスで洒脱でどこまでもプラグマティックに問題解決をしていこうとするキャラなのがツボにはまった。 育休から現場復帰したアカデミー女優グイネスよくこの役引き受けたよねえ・・・結果オーライでよかったけどものすごい賭けだったと思うよ。 美人じゃないけど魅力的なキャラ。 設定上はあくまでお固くて色気のない秘書だけどものすんごくスタイリッシュに見えてしまう。

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こう見えて私は少女マンガ育ちだ。 私よりも女の子らしかった妹でも鳥山明とかうる星やつらとか読んでたけど、私はホントに少年漫画がダメ・・・あ、コブラは読んでた!
 
でも少女漫画ならなんでもいいのかというとそうでもない。コテコテの女の子の感情は理解できないし、やたら優しかったりロマンチストだったりする男の子も苦手だ。 NANAとか仕事場の若い子に勧められたけど、どーも女の子も男の子もこの少女マンガの王道類型に入っていて結局感情移入できずに終わってしまった。 あとやたら文学少女ちっくな、評論家が絶賛するタイプのも苦手だなあ・・・けっこう波瀾万丈の華麗なストーリーとかいう方が好きかも。 あとフランス映画とかイタリア映画的な日常の粋な断片を切り取るような作風のやつ。
 
・・・だけど少女マンガ読むときってじぇんじぇん女の子のキャラって眼中にないんだよね・・・もうどーでもいいってくらいに無視してる。 かえって少年マンガに出てくる女の子の方がわーいいなあとか見入ってしまうことが多い・・・ゲームキャラみたいなカッコよさ3割はいった系の女の子たちね。
 
最近DVD借りに行った店に置いてあるレンタルコミックでちょっと目にとまったものをご紹介。
 
かぶく者・・・・歌舞伎マンガ。 絵は泥臭いんだけど、典型的ツボキャラぞろいでたやすく感情移入してしまった。 大見得を切るようなベタな表現になぜかツボを突かれまくっている。
 
さらいや五葉・・・・時代劇マンガ。 この作者は映画的なストーリーやコマ割り表現の冴えた人。 イタリア風のシンプルで合理的なセンスのよさと、時代劇のツボをよく心得た表現を併せ持っている。 同じ作者のリストランテ・パラディーソもお勧め。
 
駅から5分・・・このひと(くらもちふさこ)は私が子供のころから売れっ子の漫画家さんだったひとで、いまだに第一線のひとだというのが、このはやりすたりの激しい世界でホントに稀有なことだと思う。もともとセンスのいい抜群に絵のうまい人ではあったけれど、いまだに現役の女の子たちの感覚とズレないどころか、抜群のストーリーテリングに一層の磨きがかかってものすごいことになってる。(53歳で高校生はともかく中学生の感覚が追えるってのはスゴくね?) 例によって女の子は全く眼中になくて男の子ばかりに目が行くんだけど・・・・往年の中山手線とかきしんちゃん、蘭丸団の佐藤君を彷彿させる、相変わらず無口でクールでぶっきらぼう、それでいて要所要所はさりげなく余裕で気ィ遣いみたいな美形ツボキャラ園城クン他くらもちボーイズは健在だ。 加えて園城クンは謎めいていて礼儀正しくてお品がある・・・・なんだシャアじゃん。女子の典型的ツボキャラじゃん。
 
また蘭丸団シリーズとかやってくれないかなあ・・・今の画力で。

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CA390321-0001.JPG大学生の頃、渋谷に出ると必ずパルコブックセンターに行ってKATAN DOLLを立ち読みしていた。 天野可淡という人の作った人形たちのシチュエーション写真集。 リブロポートという出版社から3冊ぐらい出ていて、文庫本以上単行本未満といった大きさだったしたぶん2000円もしなかったんだけど結局躊躇しっぱなしで買わずに終わってしまった。

パソコンを手にいれたての98年頃、唐突にそのことを思い出して、今でも入手可能なんだろうかと天野可淡を検索して愕然とした。 彼女は90年にバイク事故で亡くなっており、リブロポート社も倒産、KATAN DOLL は絶版、お人形たちも保存状態の悪いものが多く朽ち果てたものが多い、という状況。

最近になって別の出版社から新たに編集された写真集が3冊くらい出版されていることをAMAZONで知った。 吟味に吟味を重ね, そのうちの一冊を入手。

彼女の人形でいちばん惹かれるのはその眼。 これは半球ガラスに絵具で着色した虹彩をはめ込んだ後、真中に穴を穿ち、人形に嵌め込んで、その後ろ側を埋めるという作り方らしいんだけど、なんだか永遠をそこに封じ込める、またはその一瞬を永遠に封じ込めるみたいなニュアンスが感じられてなんだかとても神秘的だ。

シチュエーション写真のいくつかはは彼女がアトリエ兼住まいとしていた古い米軍ハウスで撮られている。
朽ち感、シンプルさ、現在の実際のアメリカには残っていない昔のアメリカの空気感みたいなものがあっていい。 私も住みたいんだよね・・・旧米軍ハウスみたいな、ベニスビーチにあるような殺風景な四角い平屋建て。

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ウォンテッド

ちょっと前だと主人公の父親っていうとロマンスはリタイヤ仕事もセミリタイヤってかんじの人が出てきてたけど、最近はLの世界のシェーンの父親にしろこの映画の主人公の父親にしろバリバリ現役ってかんじな人が出てくる。 いやむしろパパのほうがかっちょええ。・・・フィットネスの進化ってことか。


もしハリウッドでガンダムの実写版とか企画されたらこの主人公役の人にアムロ役がまわってきそうだなあ・・・私の脳内アムロはヘイデン・クリステンセンとピンク・フロイド初代フロントマンのシド・バレットを顔も体格も足して2で割ったようなカンジなんだけどね。


アクション映画のジョリ姐かっこえ~。 余談だが私はジョリ姐とスカヨハとジョディ・フォスターを自分のスタイルの一部参考にしている。 でそのジョディ・フォスターの最新作が・・

 

 

 
幸せの一ページ

 

 これはディズニーアニメに大物俳優がアテレコするのとおんなじノリで子供向け映画にジョディとジェラルド・バトラーが出演しているのでストーリーうんぬんを語るようなものじゃないんだけど、でも、久々ストレートなハッピーエンドを見た。 すっきりしたよ。 

ジョディは派手でセクシーな美人ってわけじゃないけど、この系列の顔って結局、新陳代謝の激しい女優の世界で比較的息の長い活動ができるんだよね・・・ティルダ・スゥイントンとかケイト・ブランシェット、そしてシャーロット・ランプリング。 「愛の嵐」を見たのはミドルティーンの頃だったけど、あの有名なシーンによって私は、「服を着るということは自分にとってどういう意味があるのか」という命題に対する基本的な考え方を脳みそ深くに植え付けられたような気がする。

あとシャーロットで有名なのは、ヘルムート・ニュートン撮影の、ヨーロッパ貴族の古い館で、大きなテーブルの上にオールヌードで横たわる30代後半の彼女。 あれもいろんな人にインスピレーションを与えたことで有名らしい。

 

 

 

 イースタン・プロミス 

 

 あいたたたたぷらーんぷらーんぷらーんあいたたたたたぷらーんぷらーんぷらーんあいたたたた・・・



イントゥ・ザ・ワイルド

若気の至り以外の何者でもないって感じがするんだけどそれでもこの純粋さは出会った人々に好感を持って迎えられる。 それにしてもこの主人公・・・あんた何様?!あの女の子あんたのせいでトラウマ持っちゃったじゃん。 ただの自信のないええかっこしいなだけのあんたのせいで。

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同世代で似たような境遇だしアメリカそれもNYかぶれな私がもっと感情移入してもよさそうなSATCなんだけど実際あんまり共感できてない・・・名門幼稚園に子供を通わせるママ仲間みたいなイメージがあるんだよね・・・常に同性の目を意識して現実的でミーハーでわかりやすい尺度を使って競い合う、みたいな。 それにあのエッジィでファッショナブルなのかもしれないけど装飾過多でミーハーでじぇんじぇんセクシーじゃなくて女子的な感じのファッション・・・わかんない。

社会的な意味での打算の関係が存在しないLの世界。 刹那的で感覚だけでつっ走ってしまう世界がそこにはある。 ストーリー自体にはいろいろ問題点があると思うものの別にレズビアンじゃない女の人からも人気があるのはそのさまざまなタイプの個性的な美人揃いのキャラクター達とスタイリッシュでセンシュアルなファッションとそしてなんといってもシェーンのキャラ造形の所以だろう。 ほんとシェーンって女が惚れずにはいられないキャラなんだよね。 彼女が男性でなくて女性だからいいわけで、マックスやアイヴァンみたいな男顔や男体型じゃなくてあくまでもボーイッシュな美人で(ちゃんとメイクもしている)背が高くやせっぽちの少年体型でべつに自分が女なのが嫌なわけじゃなくて料理とかもまめにするし女の子の気持ちもわかっててやさしくって繊細だけどさっぱりしてて特定のパートナーを持たない「プレイガール」で男の子のような服装と立ち居振る舞い・・・・ある意味、女が理想とする「なりたい女」のひとつの典型的パターンだと思う。 NANAのキャラ造形ってもしかしたらシェーン参考にしてるのかな?
 
この筋金入りのレズビアンであるところの彼女にルームシェアしているハンサムさん(♂)が惹かれていくシチュエーションには萌えたよ・・・ロシアのアイスダンスペアで女子スケーターの夫がこの最高に息の合ったペアのコーチっていうシチュエーション以来。

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ファクトリーガール・・・ヘイデン・クリステンセンってチョー美形なんだけどその美形ってことがあんまり長所になってない弱気な苦悩する役ばっかりやってるって印象が強かった俳優さん。だけどこの映画では珍しく強気な自覚のあるハンサムさんの役。最初に登場するイーディとの出会いのシーンの彼に、こんなにキレイな人だったのかとあらためて驚く。


マイ・サマー・オブ・ラブ・・・準主人公の女の子の服のシュミが若い頃の私の服のシュミに似ている。あーもういちどあんな服着れたらなあ・・・いや別に着てもいいんだよ・・・じぇんじぇん似合わなくてもオッケーならさ。


プライスレス・・・超一流メゾンのお洋服のそこぢからを見せつけられる映画。これだけカッティングが際どかったら絶対下品なのにそれが下品に見えない。つかってる色は地味なのに地味に見えない。オドレイ・トトゥなんてじぇんじぇんセクシーでもゴージャスでもないおきゃんな女の子なのにセクシーでゴージャスでお育ちよく見えてくる・・魔法だわ。もちろん彼女のチャームポイントを計算した上でのスタイリングなんだけど。


モンテーニュ通りのカフェ・・・一代で築いた財でアート収集をしていたんだけど余命いくばくもないことを悟りコレクションを競売にかけることにした初老の男性の恋人役の30代くらいの女のひとがものすごくきれい。いかにも「かずえちゃんごのみ」(下品さや色っぽさを微塵も感じない、ひたすらきれいできちんとしておしゃれで上品なおんなのひと)マギーQみたくベトナムらへんの血が入ってる感じ。

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リハビリを兼ねて当分印象に残ったDVDやら本やらのことを書こうと思う。従来どうりネガティブなこととプライベートのコアな部分は書かないつもりなので書かれてないからって気落ちしないでちょーだいね身近にいる方々・・・


潜水服は蝶の夢を見る・・・私はこんなに不幸で可哀想それに引き替え貴方達は恵まれているんだとか私は不屈の闘志で不幸に立ち向かうだから貴方達もがんばれとかいう話の上をいくスタンス。こんな大変な境遇を客観視できる知性というのは凄い。主人公役のマチュー・アマルリックは20年前ならジャン・ユーグ・アングラートにご指名が来そうな役どころを最近一手に引き受けている感がある売れっ子さんだ。結構な年顔なんだけどなんだかかわいい。絵的にもなんのことはない風景なのにいいなと思うシーンがいくつかある。監督さんは普段はNY在住の画家・・・なるほどね。


ラスト・コーション・・・女優さんは開き直って自然体で相手役に鋭敏に反応していればそれほど大変なことじゃない。しかし男優は・・大変だよこの演技は・・・トニー・レオンがこの撮影でボロボロになってしばらく体調を崩したというのも頷ける。


ミリキタニの猫・・・ある凍えるように寒い冬の日、NY在住のフィルムメーカーの女性が出会ったホームレスの自称画家、80歳の日系人のドキュメンタリー映画。人生の最後の最後にこんな逆転劇が待っていようとは!一本筋の通ったすばらしい人生を見せていただいた。元気のでる映画。


パリ、恋人たちの2日間・・・アメリカ人にとってパリ観光の必須科目はジム・モリソンの墓参りとラスト・タンゴ・イン・パリごっこ・・・いとをかし。嫁のおとうが次々と駐車中の車にひっかき傷をつけながら散歩する。婿「あんたさっきからなにやってんだやめないか!!」義父「歩道に乗り上げて駐車してるヤツだけ傷つけてやってんだ!」・・・・筋がとおってるっちゃあとおってるけど・・・

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