思考力も記憶力もなくひたすらカンだけに頼った人生を送るMIKAのツメの甘すぎる日常生活
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リハビリを兼ねて当分印象に残ったDVDやら本やらのことを書こうと思う。従来どうりネガティブなこととプライベートのコアな部分は書かないつもりなので書かれてないからって気落ちしないでちょーだいね身近にいる方々・・・
潜水服は蝶の夢を見る・・・私はこんなに不幸で可哀想それに引き替え貴方達は恵まれているんだとか私は不屈の闘志で不幸に立ち向かうだから貴方達もがんばれとかいう話の上をいくスタンス。こんな大変な境遇を客観視できる知性というのは凄い。主人公役のマチュー・アマルリックは20年前ならジャン・ユーグ・アングラートにご指名が来そうな役どころを最近一手に引き受けている感がある売れっ子さんだ。結構な年顔なんだけどなんだかかわいい。絵的にもなんのことはない風景なのにいいなと思うシーンがいくつかある。監督さんは普段はNY在住の画家・・・なるほどね。
ラスト・コーション・・・女優さんは開き直って自然体で相手役に鋭敏に反応していればそれほど大変なことじゃない。しかし男優は・・大変だよこの演技は・・・トニー・レオンがこの撮影でボロボロになってしばらく体調を崩したというのも頷ける。
ミリキタニの猫・・・ある凍えるように寒い冬の日、NY在住のフィルムメーカーの女性が出会ったホームレスの自称画家、80歳の日系人のドキュメンタリー映画。人生の最後の最後にこんな逆転劇が待っていようとは!一本筋の通ったすばらしい人生を見せていただいた。元気のでる映画。
パリ、恋人たちの2日間・・・アメリカ人にとってパリ観光の必須科目はジム・モリソンの墓参りとラスト・タンゴ・イン・パリごっこ・・・いとをかし。嫁のおとうが次々と駐車中の車にひっかき傷をつけながら散歩する。婿「あんたさっきからなにやってんだやめないか!!」義父「歩道に乗り上げて駐車してるヤツだけ傷つけてやってんだ!」・・・・筋がとおってるっちゃあとおってるけど・・・
