思考力も記憶力もなくひたすらカンだけに頼った人生を送るMIKAのツメの甘すぎる日常生活
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薬と健康の週間イベント
土曜日の午後から薬と健康の週間イベントの仕込み。 スライム作りコーナーのスタッフ全員で、試作品を作ってみる。
PVA(Poly Vinyl Alcohol)が成分の洗濯糊に同量の水を加え、絵の具で好きな色に着色した後、ホウ砂の飽和水溶液をスポイトで徐々に加えながらよくかき混ぜていくと、ちょっと緩めのねばねばした状態に固まってくる。 これを手にとって更にお団子まるめる要領でこねているとスライムができあがる。 せっかくなので化学式載せときましょう(クリック拡大できます)。 PVAは直鎖状のポリマー。 ホウ砂は水に溶かすと2価の陰イオンになる。 これらが水素結合して網目状の構造になる。 この網目状構造の中に水の分子がとりこまれる。 水分子はこの網目よりデカイので網の外に出ることができない。 それであんなふうなゲル状になるらしい。 ちなみにプリンもゼリーもそんな感じに水分子をとりこんだゲルといえる。
準備中の会場に、レースクイーンとかキャンペーンガールにいそうなタイプのきれいな女の子がひとり入って来た。 同業者? それともイベントコンパニオンか何かだろうか? でもなんかどっかで見たような気もする顔だよなあ・・・なんて考えてるうちにその美人がどんどんどんどん私に近づいてきた。
「こんにちは~」
こんにちは~・・・って・・・ええ~っ!?
いつからこんな美人と知り合いになってたんだろう? 必死で記憶をたどっている間も、ニコニコしながら私が何か言うのを待っていらっしゃる・・・・・・え~っと、え~っとあなたは誰???
「木曜日はおつかれさまでした~」
あ~っ!思い出した!!・・・・リトモスでいっつも私のななめ後ろにいる人だ!
またしても私の「場面が違うと同一人物だと脳が認識できない」病が露呈・・・街なかで、イントラやまぴー(バイク仲間山Pとは別人)がすぐ近くまで寄ってきてMIKAちゃん!!と叫ぶまで私はその遠くから手を振りながら近づいてくる人物がイントラやまぴーと同一人物だということを全く認識できなかったことが過去二回ある。 やまぴーはアニールーチェのUFOパンツで鏡張りのスタジオの中に立ってないと私の脳がやまぴーだと認識できないのだ。
その外見から、勝手にめっちゃしょうから(注:鳥取弁で勝ち気、イジワル)な人に違いないと思って当初私はちょっと彼女を牽制していた。 だけど最近休みがちな胡桃ちゃんに代わってリトモスでよくペアダンス組むようになってから、外見に似合わずとても気さくで低姿勢な人というのがわかってちょっと意外だったのだ。 そこまで関わっていながらじぇんじぇん同一人物だって気がつかなかったなんて・・・
「・・・同業者だったんですね・・・K薬局のMIKAと申します。」
「I 調剤薬局のYです・・・でも先生って全然薬剤師に見えませんよね。」
「先生こそ・・・おきれいだからモデルさんかと思ってましたよ。」
「うふふふっ。」
翌日、うちのコーナーにやって来てスライムを作っている彼女の話しぶりを聞いていると、気さくを通り越してもしかしたら天然?!と思えるキャラだった。
ん? ちょっと待て・・・全然薬剤師に見えないってどういう意味だ???
しかしよくとりぎんホール押さえられたよなあ・・・ダンスステージの時の裏事情を多少知っているからね・・・これも実行委員長T-3号の政治力の賜物なんだろうか。 3年前(東部、中部、西部の持ち回りなので、東部薬剤師会主催の前回は3年前になる)は駅南のさざんか会館ってマイナーなところでやったからお客さんも少なかったんだけど、とりぎんホールだと他の催し物のついでに寄っていかれる人があてこめる。 今回はカラオケのど自慢参加のお年寄りと、着ぐるみ着た人たちばかりが演奏するコンサート帰りの親子連れが雪崩れ込んできて大盛況だった。
中の人はT-1号。 頭突きを食らわせるわ羽で頬をはつるわ、助走をつけてバタバタと飛び立とうとするわ・・・上物一発キメてきたんじゃないかと思うほどいつもとは人格の違うアグレッシブなトリピーに子供たちは大興奮だ。
展示には漢方薬の原料なんかもあった。 ゴキブリ、セミの殻、カマキリの卵、アブ、ヒル、ウジ、マムシ、人間の胎盤、トカゲ(これは開きにした二匹のお腹を貼り合わせた格好にしないと漢方薬の商品として成り立たないという・・・おまじないと紙一重な世界)、鹿の角、スズメバチの巣、冬虫夏草(虫と植物の両方の性質をもつ)・・・・展示的におもしろかろうということで漢方界でも最もインパクトの強い物ばかりが並んでいる(写真はクリック拡大できます)。
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