思考力も記憶力もなくひたすらカンだけに頼った人生を送るMIKAのツメの甘すぎる日常生活
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無理やり参加カルガモツーリング
みたき園の巫女さんに会いに行こうカルガモツーリング・・・・楽しそうだ。 楽しそうなのに参加資格はなぜかスクーター所有者のみ。 私はスクーターを持っていない。 しかし自分のいないところでいつものメンバーが楽しそうな事をするのはガマンならん。 参加するためにはどうしたらいいか考えた。
1、店長の125ccスクーターのゴージャスなリアシートに乗せていただく
2、こっそり仁くんで後をつける
3、仁くんで先回りする
4、スクーターを買う
4は当然却下。 2,3はあんまりツーリングの意味がない。 やはり1か・・・しかし店長にリアシートで私も連れてってと平身低頭お願いしてみたのだがざっくり却下。 なんて底意地が悪いんだてんちょー!ワタシも行きたーい行きたーい!と更に店頭でわめいていたら山Pに頼んでやるということになった。 え~カブぅ~?お尻痛そうで気が進まない。 しかし折角乗せてやってもいいと山Pが言ってくれてるし置いてきぼりは今回はじぇった
いイヤだったので結局カブの後ろにおとなしく乗せてもらうことに・・・
最大速55km/hのツーリング。 大分走ったかなあと思ってふと左に目をやると、いつものツーリングだととっくに過ぎているはずのちくわ屋が見えてギョッとする。 こんだけ走ってまだちくわ屋なのか。 なんでスクーターなんだろイライラするわぁ・・・
・・・・なんでスクーターのみの参加だったのかよーくわかったよ。 仁くんじゃ立ち往生してしまうような道が本日のコースだったのね。 53号線から鷹狩というところで左折し、赤波川という川に沿った、軽トラがやっと通れるくらいのボコボコの簡易コンクリ舗装の曲がりくねった山道を登って下ったところに目的のみたき園があるらしい。
山Pと私の乗ったカブは、山奥の林道を走る二人乗りのカブには全く不釣り合いなバンク角で次々と急カーブを攻めていく。 ななめってるわしらをすぐ後ろを走る店長はなんとかファインダーに納めようと試みたが失敗したらしい・・・写せてたら結構笑える写真になってたと思う。
側に川が流れてさえいれば、どんな山奥にも人は住めるらしい。 あんな細い悪路の先の、赤波川の分水嶺近くにも、人の住む家が何件かあった。 こういう人里離れたところにある家を見るたびに、夕御飯の時にマヨネーズを切らしてることに気がついたらどうするんだろうといつも思う。
店長が珍しくご執心の「巫女さん」は、凛とした態度と、むきタマゴのような美しい肌が印象的な女性だった。 若い女の人にタジタジになっている店長って初めて見たような気がするよ・・・店長大好きっ子のMちゃんは、「これがその巫女さんかっ・・・ムキッ!」と一瞬だがガンをとばしていた。
普段なにも考えていない私が唯一めいっぱい頭を働かせなければならないのがいつものツーリングなのだけど、今日はほんとになーんも考えずに風を切りながらただ景色の流れていくのを眺めていられた。 人目に触れることの滅多にない奥深い場所で変幻自在に流れる赤波川、古い墓地の敷地一面に咲き乱れるヒガンバナ、山奥の冷気の漂う苔むした道、上半身裸の背中に色とりどりの紙キレを貼った長い棒を何本もしょわされて歩く秋祭りの若い衆、栗、柿、梨、コスモス、鶏頭、マリーゴールド、ススキ、リンドウ、菊・・・・紅葉こそまだだったがすっかり秋だ。 みたき園では囲炉裏と薪ストーブに火が入っていた。
持参のクッションのお陰で、いちばん心配していたお尻も全然痛くならなくて、やっぱりゴリ押しでもなんでも行って良かったと思うカルガモツーリングでございました。
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