思考力も記憶力もなくひたすらカンだけに頼った人生を送るMIKAのツメの甘すぎる日常生活
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最近観たDVDなど
ボトル・ドリーム
パッケージに石田純一推薦なんて書いてあってなんか胡散臭そうで借りようかどうしようか迷ったけど・・・借りてよかった。 楽しかった。 観終わったときにプチ・カタルシスが得られます。
時は1976年。 それまでワインと言えばおフランス、だったところにカリフォルニアのワインが殴り込みをかけることに・・・・というストーリー。 随所に流れる70‘sロックが良い感じで、知恵袋に全曲の曲名を教えてくださいって質問したら、その日のうちに全曲の曲名とアーティスト名、それに全部にYouTubeを貼り付けて下さるという丁寧な回答を頂いた。 ほとんどがドゥービーブラザースの曲だった。 子供の頃からそのバンド名は耳にしたことはあった。 だけど当時は子供だったし、実際に自分がロックを聞き始めた80’sの頃は60‘sはクールでも70’sは“ダサい”どいうイメージがあって、ほとんど今まで聞いたことがなかった。 でも今回その良さを改めて知った。 明るくって軽くってちょっとノスタルジック。 センスのいい音楽だと思う。
ソーシャル・ネットワーク
主人公はめちゃくちゃ頭が切れる。 どんな時でも主人公の言ってることの方が理にかなっている。 それは見ている側にもよくわかる。 実際その時の最善と思われる策を選択しながら着々と事を進め、彼は若くして、起業家として大成功するのだが、その過程で心の底から好きでしょうがなかったデート相手を激怒させ、起業仲間を裏切り、大親友を切り捨ててしまう結果に・・・ホントに、彼の言ってることの方が正論だ。 間違ったことは言ってないし、嘘も言ってない。 それなのにホントに好感の持てないヤツ。 なんなんだろうなあコレって・・・
トランスフォーマー3
周りのみんなが口をそろえて今度のトランスフォーマーはとにかく凄いと言っている、と言う人がいて、1で懲りて2は見なかった私だったが3D初体験も兼ねて見に行ってみた。
確かに終盤のたたみかけるようなスペクタクルシーンはきっと今現在可能な限りの技術を総動員した破綻のない手に汗握る最高水準のヴィジュアルだっていうのは私も認めるさ・・・・もう、いかにもアメリカ人一般ピープルに受けそうなシーンやヴィジュアルの連続だっていうのも認めるさ・・・・どっちかっていうとブロンドよりブルネットやエスニカン好みの私だが新ヒロインもちょーセクシーでイケてるってのも認めるさ。 でもなあ・・・・なんか「中坊の息子のシュミに延々付き合わされてる母親」みたいな気分だった。 はいはい、そういうシーンやシチュエーションが見たかったしやりたかったのよね。 わかったわかった。 気が済むまでやりんさい。 ラストはお決まりの、埃と熱放射による空気のゆらぎの中を歩く戦い終えた兵士たちのスローモーション・・・やれやれ。
シェリ
19世紀末ベル・エポックのパリというと、上流階級の女性、それに半上流階級と表現された高級娼婦たちが最後にして最大の仇花を咲かせていた頃・・・・この後、シャネルの出現と第一次大戦を経て女の服装はもっと簡素に、着やすく動きやすく実用的になる。 それは生身の女にとってはタイヘン良いことであるのは確かなのだが、たとえばヴィスコンティの映画とか、プルーストの小説とかに描写されるこの頃のこの階級の(センスが良くて美しい)女性たちの、凝りに凝った、非現実世界の住人のような装束はまさに「失われた時を求めて」止まない気分にさせられるのも確か。
この映画は脚本がいいなって思う。 どうしてそう思うのかというのを的確に文章表現できたらいいなって思うけど、・・・この脚本家は教養があって、節度のある乾いたユーモア精神を持っている、としか今の私には言えない。
パッケージに石田純一推薦なんて書いてあってなんか胡散臭そうで借りようかどうしようか迷ったけど・・・借りてよかった。 楽しかった。 観終わったときにプチ・カタルシスが得られます。
時は1976年。 それまでワインと言えばおフランス、だったところにカリフォルニアのワインが殴り込みをかけることに・・・・というストーリー。 随所に流れる70‘sロックが良い感じで、知恵袋に全曲の曲名を教えてくださいって質問したら、その日のうちに全曲の曲名とアーティスト名、それに全部にYouTubeを貼り付けて下さるという丁寧な回答を頂いた。 ほとんどがドゥービーブラザースの曲だった。 子供の頃からそのバンド名は耳にしたことはあった。 だけど当時は子供だったし、実際に自分がロックを聞き始めた80’sの頃は60‘sはクールでも70’sは“ダサい”どいうイメージがあって、ほとんど今まで聞いたことがなかった。 でも今回その良さを改めて知った。 明るくって軽くってちょっとノスタルジック。 センスのいい音楽だと思う。
ソーシャル・ネットワーク
主人公はめちゃくちゃ頭が切れる。 どんな時でも主人公の言ってることの方が理にかなっている。 それは見ている側にもよくわかる。 実際その時の最善と思われる策を選択しながら着々と事を進め、彼は若くして、起業家として大成功するのだが、その過程で心の底から好きでしょうがなかったデート相手を激怒させ、起業仲間を裏切り、大親友を切り捨ててしまう結果に・・・ホントに、彼の言ってることの方が正論だ。 間違ったことは言ってないし、嘘も言ってない。 それなのにホントに好感の持てないヤツ。 なんなんだろうなあコレって・・・
トランスフォーマー3
周りのみんなが口をそろえて今度のトランスフォーマーはとにかく凄いと言っている、と言う人がいて、1で懲りて2は見なかった私だったが3D初体験も兼ねて見に行ってみた。
確かに終盤のたたみかけるようなスペクタクルシーンはきっと今現在可能な限りの技術を総動員した破綻のない手に汗握る最高水準のヴィジュアルだっていうのは私も認めるさ・・・・もう、いかにもアメリカ人一般ピープルに受けそうなシーンやヴィジュアルの連続だっていうのも認めるさ・・・・どっちかっていうとブロンドよりブルネットやエスニカン好みの私だが新ヒロインもちょーセクシーでイケてるってのも認めるさ。 でもなあ・・・・なんか「中坊の息子のシュミに延々付き合わされてる母親」みたいな気分だった。 はいはい、そういうシーンやシチュエーションが見たかったしやりたかったのよね。 わかったわかった。 気が済むまでやりんさい。 ラストはお決まりの、埃と熱放射による空気のゆらぎの中を歩く戦い終えた兵士たちのスローモーション・・・やれやれ。
シェリ
19世紀末ベル・エポックのパリというと、上流階級の女性、それに半上流階級と表現された高級娼婦たちが最後にして最大の仇花を咲かせていた頃・・・・この後、シャネルの出現と第一次大戦を経て女の服装はもっと簡素に、着やすく動きやすく実用的になる。 それは生身の女にとってはタイヘン良いことであるのは確かなのだが、たとえばヴィスコンティの映画とか、プルーストの小説とかに描写されるこの頃のこの階級の(センスが良くて美しい)女性たちの、凝りに凝った、非現実世界の住人のような装束はまさに「失われた時を求めて」止まない気分にさせられるのも確か。
この映画は脚本がいいなって思う。 どうしてそう思うのかというのを的確に文章表現できたらいいなって思うけど、・・・この脚本家は教養があって、節度のある乾いたユーモア精神を持っている、としか今の私には言えない。
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