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思考力も記憶力もなくひたすらカンだけに頼った人生を送るMIKAのツメの甘すぎる日常生活

   
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最近見た映画など
アイアンマン2

 何から何までワタシ的にはとってもツボなこのシリーズ、今回も全く期待を裏切らない。 ストーリー展開、場面設定、スピード感、キャラ設定、キャスティング、コスチューム、BGM・・・・ツボ突かれまくりでな~んも言うことなし。 あ、ひとつだけ言わせて・・・アイアンマンがホバリングする時のおててがかわいい。
 
 
 
パリより愛を込めて
 
 ジョナサン・リース・マイヤースがツボを抱えて茫然となりツボを抱えて走りまわりツボを抱えて途方に暮れるその姿がツボ。 彼は日本にも熱心なファンが多い超美形なイギリス人俳優だけど、その美形ぶりが幸いしてか災いしてか、若い頃の彼は映画で見かければ必ずゲイか大年増にいたぶられるイタイケな少年の役って記憶しか私にはなかった。 さすがに30代半ばになり、かつての恐ろしいほどの美貌ではなくなっているものの、なかなかいい感じに年をとっていて、若い頃よりも結構いい仕事が回ってくるみたいだ・・・MI3のエージェント役とかウディ・アレン監督作品でスカヨハと共演とか。 でもでも女の子と一緒にいるより、トラボルタみたいなイカツくてムサいおっさんのそばに立ってる方が似合ってしまうのは何故?
 
 
 
ハートロッカー

 主人公は爆発物処理のエキスパート。 その並み以上にギリギリのギリギリのギリギリに身を置きたがる性質は、命知らずとか勇敢とか使命感とか、そういう言葉で表せる類のものではなくてもっと何かこう、習癖というか本能というか、ほとんど無意識に近いもののように見えてしまう。 任地の中東にいるときは、次々に襲ってくる極限状況の連続にさすがに神経をすり減らし、元ガールフレンドと二人の間にできた子供の声がただ聞きたくなって衝動的にTELかけたりしてたくせに、任期を終えて彼女たちと一緒に平和な日常を暮らしている彼の表情には全く生気がない。 まるであっちの方がリアルな日常で、こっちの方が日常でないフェイクな世界みたいだ。 そしてラストシーンは・・・

「自分とは一体どういう人間なのか?などと考えると事が難しくなるが、自分はどういう状態に在る時、最も生甲斐を感じるか?或いはもっとひらたくいって幸福感を覚えるか?というように自問自答して見ると、少しは解かりよくなって来る気がする。」
                                                    (小堀杏奴 「私の感じる幸福」より抜粋)
 
さて、みなさんはどうですか?
 

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