思考力も記憶力もなくひたすらカンだけに頼った人生を送るMIKAのツメの甘すぎる日常生活
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サンフランシスコ(その3)
その土地のスーパーマーケットとドラッグストアを訪ねるのはちょっとした楽しみ。そりゃあ20年前に比べたら、日本にいてもさほど大差のない品物がリアルタイムで店頭に並ぶようになったとはいえ、それでも世界一の農業大国かつ消費大国アメリカの、そのスケールの大きさと一アイテムごとのその選択肢の多さには毎回驚かされるやらうんざりするやら・・・
遠目に見るとなんだか肥料とかおがくずとか土とか、ホームセンターの資材売ってるような雰囲気だが、これは、シリアル、乾燥パスタ、ナッツ、ドライフルーツ、スパイスの売り場。スコップで掬ったり大きなビニール袋にどどどーとそれこそ肥料のように詰めて買う。
サラダバー。 何を取ったかは全く関係なくひたすら重さ売り。 葉野菜の種類と、ソテーやマリネしたキノコ類や豆類や温野菜の種類が多いのが毎日利用しても飽きが来なさそうでうらやましい。
暖炉用の薪売り場。
レジカウンターと出入り口の間に置いてある、買ったけど要らないから飢えてる人にあげちゃってくださいっていう物を投げ入れるドラム缶。
これは病気未満、ケミカルなクスリを飲む以前の段階で体の不調を治したい人のための、ホメオパシー用のエリキシルと思われ。 アロマテラピー以上、漢方未満、といったところか。 それにしてもこの種類の多さ・・・まあ漢方もその複雑さでは引けをとっていないかも。この後ろには売薬、ビタミン、ダイエット補助食品などの棚が延々と続いている。
バーベキューにはカセットコンロではなくプロパンガスボンベ。
なぜか一つのスーパー内に似たような品ぞろえで同じような規模の野菜売り場が2か所ある。 これは有機野菜売り場とそうでない野菜売り場があるからで、西海岸とか東海岸のスーパーでは結構それが普通らしい。 このスーパーの近くにはさらに有機野菜のみ扱うオーガニックスーパー、TRAIDER JOE'S があるのだが、色の洪水のような通常のスーパーの後では店内はまるで盆栽屋のように地味に見えてしまう。
セグウェイツアー終了後、バークレーでY嬢の先輩、Hさんと合流、スーパーでお惣菜を買って帰り、お宅でディナー。 メニューはサラダバーの野菜と、ミートローフと、そして・・・
「今日はぜひともおふたりにこれを食べていただきたくて・・・サンフランシスコ名物のクラムチャウダー買ってきたんです!!」
クラムチャウダーとはあさりの入ったホワイトクリームシチュー。 ジャガイモやニンジンは入っていなくても、絶対に、絶対に、絶対にタマネギは入っている。 それも半端ない量のタマネギが・・・どんなにおくちを尖らせて吸い込んでみてもスプーンを器用に使ってみても避けようがない大きさと量のタマネギが・・・
苦手ということをHさんには打ち明けられないまま、少しでも冷めてしまうともうタマネギが鼻について食べられなくなってしまうと予想されるため、いただきますと同時にカップをつかんでクラムチャウダーを一気にかき込みぐい飲み・・・
「っぷはーっ!!」
「美味しかったでしょう?」
「はい~っ!」
「おかわりはいかがですか?」
「ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3」
こんなにも大量のタマネギを飲み下したのは、20才の時のデートランチで、なにものかわからずに気どって注文したキッシュという名の料理の正体が、フランス版タマネギの卵とじみたいな料理だったと解った瞬間以来だ。
遠目に見るとなんだか肥料とかおがくずとか土とか、ホームセンターの資材売ってるような雰囲気だが、これは、シリアル、乾燥パスタ、ナッツ、ドライフルーツ、スパイスの売り場。スコップで掬ったり大きなビニール袋にどどどーとそれこそ肥料のように詰めて買う。
サラダバー。 何を取ったかは全く関係なくひたすら重さ売り。 葉野菜の種類と、ソテーやマリネしたキノコ類や豆類や温野菜の種類が多いのが毎日利用しても飽きが来なさそうでうらやましい。
暖炉用の薪売り場。
レジカウンターと出入り口の間に置いてある、買ったけど要らないから飢えてる人にあげちゃってくださいっていう物を投げ入れるドラム缶。
これは病気未満、ケミカルなクスリを飲む以前の段階で体の不調を治したい人のための、ホメオパシー用のエリキシルと思われ。 アロマテラピー以上、漢方未満、といったところか。 それにしてもこの種類の多さ・・・まあ漢方もその複雑さでは引けをとっていないかも。この後ろには売薬、ビタミン、ダイエット補助食品などの棚が延々と続いている。
バーベキューにはカセットコンロではなくプロパンガスボンベ。
なぜか一つのスーパー内に似たような品ぞろえで同じような規模の野菜売り場が2か所ある。 これは有機野菜売り場とそうでない野菜売り場があるからで、西海岸とか東海岸のスーパーでは結構それが普通らしい。 このスーパーの近くにはさらに有機野菜のみ扱うオーガニックスーパー、TRAIDER JOE'S があるのだが、色の洪水のような通常のスーパーの後では店内はまるで盆栽屋のように地味に見えてしまう。
セグウェイツアー終了後、バークレーでY嬢の先輩、Hさんと合流、スーパーでお惣菜を買って帰り、お宅でディナー。 メニューはサラダバーの野菜と、ミートローフと、そして・・・
「今日はぜひともおふたりにこれを食べていただきたくて・・・サンフランシスコ名物のクラムチャウダー買ってきたんです!!」
クラムチャウダーとはあさりの入ったホワイトクリームシチュー。 ジャガイモやニンジンは入っていなくても、絶対に、絶対に、絶対にタマネギは入っている。 それも半端ない量のタマネギが・・・どんなにおくちを尖らせて吸い込んでみてもスプーンを器用に使ってみても避けようがない大きさと量のタマネギが・・・
苦手ということをHさんには打ち明けられないまま、少しでも冷めてしまうともうタマネギが鼻について食べられなくなってしまうと予想されるため、いただきますと同時にカップをつかんでクラムチャウダーを一気にかき込みぐい飲み・・・
「っぷはーっ!!」
「美味しかったでしょう?」
「はい~っ!」
「おかわりはいかがですか?」
「ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3」
こんなにも大量のタマネギを飲み下したのは、20才の時のデートランチで、なにものかわからずに気どって注文したキッシュという名の料理の正体が、フランス版タマネギの卵とじみたいな料理だったと解った瞬間以来だ。
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