思考力も記憶力もなくひたすらカンだけに頼った人生を送るMIKAのツメの甘すぎる日常生活
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ガンバサポがやってくる!
誘われた時にはあんまり乗り気のしなかった対ガンバ戦だったけど、結果なんと引き分け、しかも後半半分まではリードしていたという夢のような展開。私たちみたいに大阪近辺で遊びながら観戦というサポが多かったし、あと関西はもちろん、関東に住むサポ達もかなりの数やって来てくれていて、アウェイのゴル裏はいまだかつてない密集度(by団長&副団長)。平面的なバードスタジアムのゴル裏席とは違って、孤を描いた構造になっているので音の密集度もいや増し、勝ったに近い引き分けに大いに盛り上がったエキスポスタアウェイゴル裏だった。一部のコアサポさんの間では、MIKAがゴル裏で観戦する試合は縁起がいいというジンクスがあるとかないとか。こうなったら8月にホームである対ガンバ戦も応援したいところだが・・・
怖い。
なんとその8月のホーム対ガンバ戦のロイヤルA席が既に完売したというのだ。これが何を意味するのかといえば、アウェイ席はおろかそのほかの席も埋め尽くす勢いでガンバサポがリベンジに大挙押し寄せて来るということで・・・
怖すぎる。
ホームゴル裏からあんなに離れたアウェイゴル裏にいてさえ、ガンバサポの応援はまるでドラクエのラスボスが100人集結して地団太踏んで吼えてるみたいに聞こえてくる。そして格下も格下相手に引き分けという結果に当然満足していないサポたちは、試合終了から選手たちがゴル裏にあいさつに来るまでの5分ほどの間、沈黙したまま誰一人その場を立ち去ろうとしない。その頭上にはどす黒い煙幕のようなオーラが立ち込めているのが目に見えるよう。そして選手たちはサポ達の前へ。中心と右側のサポはとりあえず拍手で健闘をたたえていたのに対し左側のサポからは耳をふさぎたくなるような怒号と罵声が挙がる。
なんか応援の中心線がアウエィ側から見て左側にずれてるようなのは気のせい? 野太い声も怒涛のドラムも統制のとれた一分の隙もないクラップも全部左三分の一の方からより強烈に聞こえてくるような気がする。
聞けば以前、コアで体育会系のサポとミーハーサポの間で対立がおこり、別々のチャントを歌いだしお互いを妨害するなどして応援も全く統制が取れなくなり、やむなくクラブ運営スタッフが仲裁に入ったと、大阪出身で鳥取に嫁に来たガイナーレサポ友が解説してくれた。さすればこの中心線の偏りはその時の名残なのか。このサポ友によれば試合前から相当に酒臭いガンバサポも少なくないそうで、試合状況によっては8月のバードスタジアムもかなり荒れそうな雰囲気。ガードマン2人も立ってたしなあゴル裏前・・・
折角大阪まで来たんだし連休だしということでその夜はお泊り。一泊6000円の江坂にあるビジネスホテルなんだけど、部屋はベッドでスペースがいっぱいの狭さ。スイッチ一つでベッドが上下に可動して、上に上げておけば広く使える、という仕組みになっている。ベッドに乗ったまま稼働させてみたい衝動に駆られたが、スイッチに手が届かなくなってベッドと天井に挟まれて圧死、なんてことになったらヤバすぎるので、やむなくやめておく。
次の日は山崎のサントリーの工場見学へ。通常なら当日受付で見学できるらしいのだが、さすがに連休中は予約だけで定員オーバーの為内部見学はできなかった。それでもとりあえずミュージアム、売店、試飲バー(有料)は利用できる。ウイスキーなんてほとんど飲んだことがなかったけど、こうして並べて味見してみると原料や作成年度の違いもあるだろうけど特に熟成樽の味への影響って強いんだなあって思う。そしてもちろん、ブレンドの方が単味よりも美味しいっていうのはコーヒーの例を挙げるまでもない。
その後山崎駅を挟んで反対側にある山荘美術館へ。残念ながら内部撮影禁止。趣味の良い大金持ちが昭和初期に建てた山荘は、足るを知る、といった風情。明治大正の切羽詰まったような洋風化住宅に比べもう少し遊びというか余裕があって、民藝運動の影響が随所に見られるのも特徴。ちょうど新緑だったのでお庭が綺麗だったし、2階の喫茶室もクラシカルでコーヒーもワインケーキも美味しかった。美術館のコレクションもモネの睡蓮や工芸品など数が少ないながらもよいものが見れた。
行き当たりばったりだったけど、結果は充実してしまった、そんな2日間だった。
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