思考力も記憶力もなくひたすらカンだけに頼った人生を送るMIKAのツメの甘すぎる日常生活
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日曜日に何してたかっていうと
島根県立美術館。 朝から何も食べてなかったので着くなりカフェになだれ込む。
ケーキはレアチーズを選択。 タルトタタンがあったら迷わずそれだったんだけどなくなってた。 NYチーズケーキのようなこってりんこちゃんを想像してたんだけど、泡立てた卵白入ってます系のとってもとってもふわふわエアリーなレアチーズだった。 エアリーなのが最近のレアチーズケーキの流行なんだろうか? 一昔前はゼラチンで固まってます系が多かったけどね。 あんまり味的にはベイクドと差がなくなっちゃってる感じがする。
さて本日の鑑賞物件は浮世絵です。 浮世絵がどうしてグローバル規模で現代人を惹きつけるのか。 それに対する答えは、シーレ好きの私が何故シーレに惹かれるのかと聞かれたときに挙げる要素とほぼ同じだ。 大胆で的確な、これ以上もこれ以下もあり得ない構図、一発勝負の輪郭線のいきの良さ、その輪郭線で切り取られたフォルムと配色の粋さ・・・・もちろん浮世絵師にもピンからキリまであって、今回は最も有名どころな4人の絵師さんの作品を集めている。
北斎1等賞。
構図の大胆さでいったら広重もすごいんだけど、でもなんだか、もうちょっとどうにかできないのか、でもそれはそういうものだとして自分を誤魔化しながら鑑賞するべきなのか、ってな感じに、どこか腑に落ちない部分がある。 それに比べて北斎は、あ~もうあんたパーフェクトだよな~んも言うことなし!!って感じなのだ。 あるべきところにあるべき線があるって感じ。 これ以上付け加えてももこれ以下何か削っても野暮になる、そんな感じ。 冨嶽三十六景はもちろん名作だったが、滝とか橋のシリーズ、19~20世紀初頭のヨーロッパの本の挿絵めいた表現のシリーズとか、直筆画とか、色使い(特に青系統)も含めてとにかく粋だった。 特に北斎漫画の中のゾウさんの絵・・・パーフェクトだ。
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北斎漫画のゾウさん(笑)シワシワにも程があるでなぁ。