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思考力も記憶力もなくひたすらカンだけに頼った人生を送るMIKAのツメの甘すぎる日常生活

   
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よーく考えてからにしてね
ちょっと前のブログに書いた、体内の生理活性物質プロスタグランジン(以下PG)にはいくつかの種類があり、(痛みや発熱に関係するのはPGEP)そのうち、目の中の毛様体に作用して眼圧を下げる働きのあるPGF2αを主成分とした点眼薬は、1999年に発売開始された比較的新しい緑内障治療剤。 現在かなりの処方例がある。 薬の副作用にはある程度パターンが存在するのだが、この薬には今まであんまり聞いたこともないようなタイプの副作用が3つ含まれていて、そのどれもがどうしてそうなるのかまだ詳しく解明されていない。
 
・目の周囲の黒ずみ
・虹彩への色素沈着
・まつ毛が濃く太く長くなる
 
この3番目なんてそのうちこれ使ったまつ毛養毛剤とか出てくるんじゃないの?って冗談で思ってたら、マジで出てきた。 PGF2α製剤の緑内障治療点眼剤ビマトプロストを、点眼剤と同濃度含有したまつ毛養毛剤が。 今のところ海外モノとか、国内では審美医療(肌のシミ取りとかそういうので保険適応外=実費、っていうか言い値)のDrが自分とこで扱ってるのみで、そこいら辺のドラッグストアでは手に入らない。(手に入る範囲のまつ毛養毛剤には、どうしてこれで伸びるって言えるのかと首をひねりたくなる成分が書いてある・・・殆どが抗酸化作用があると言われている植物抽出系成分で、僅かにもしかしたら伸びるのを助けるかも知れないなあ、と思える成分はビオチンとプロテインくらい。 でも美容液やローションに入ってるコラーゲンと同じくらい外側から塗ったってあんまり意味がないと個人的には思う。)
 
 
しかしなあ・・・・何も知らないでまつ毛が伸びるからってだけで緑内障でもないのに飛びつく人たちが少なくないってことを思うとなんか切ない。 点眼薬の副作用としては5%以下の確率で起こるに過ぎないものだし、逆に言えば同じ5%以下の確率でも目周りが黒ずみ、虹彩の色が変わってしまうかもしれないのに。 しかも、大抵の副作用は可逆(使用を中止すれば元に戻ること)なのに、虹彩への色素沈着は不可逆らしいし。

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