思考力も記憶力もなくひたすらカンだけに頼った人生を送るMIKAのツメの甘すぎる日常生活
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交通科学博物館
只今、大阪の系列薬局に一週間泊り込みでヘルプに通い中。ユニバーサルシティ駅からUSJに続くシティのショップ街の端っこに薬局があるのでランチは毎日迷ってしまうほどの選択肢がある。しかし勤務時間は朝の10時から夜8時まで。なんやかんやで薬局を出るのが9時前。当然USJは開いてない。
しかし木曜日の営業は午後1時で終了。空き時間ができるとつい博物館とか美術館とかにふらふらと吸い込まれていってしまう習性ありのMIKA。まずは泊まっているホテルの向かいにあって気になっていた交通科学博物館へ。
別に鉄子というわけではないが大体乗り物とか科学技術系の展示には異様にテンション上がっちゃうんだよね・・・入るなりいきなりリニアモーターカーと初期型新幹線のツーショットとは*\(^o^)/*
京都駅のホームに入ってきた新幹線を初めて目の当たりにして、あまりの巨大さに恐怖のあまり思わず後ずさった6歳の時の記憶が甦った。あの頃長距離列車の旅行というと、デパートに行く時と同じくらい昼間における正装をしていったもので、私も当然のごとく一張羅のワンピースを着せられていた。ところがこの時の新幹線の中で、ジーパンにジージャン、サングラスとチューリップハットの若い「アベック」に遭遇。旅行にあんな格好を・・・と子供心に衝撃的だった。
イギリスから輸入した上の1800型に較べて下のアメリカ産7100型義経号のハデなことハデなこと。シェイクスピアとハリウッド、ハリポタとディズニーくらい感性が違う。スカート状のバンパーも金色の釣鐘もすべてはこれ牛除けのためにあり。
何でせっかく明治時代から今でもバリバリ現役で働く美しい余部の鉄橋を作り直さなくちゃいけないのか、って思ってたけど・・・こんなに腐ってたのね (-_-) アブナかったんだわ〜。
ピストンの上下運動を回転運動に変える仕組みを発明したワットさんがいなかったら今頃バイクも存在しなかったのかも。
懐かしいよね・・・いつの間にか木造車両も貨物列車もチッキも食堂車も赤いディーゼル車も姿を消してしまっていた。このあたりの物には実際に見た記憶もあるしただただ懐かしさを感じるだけなのだが、展示物のなかには、特に電子制御時代の今となっては無用の長物以外の何物でもない巨大で複雑な機械たちのなかには、何か得体の知れない化け物じみた、あるいはめちゃくちゃ前衛的なアートを目の前にしているような印象さえ受けるものもある。とてつもなくクールだ。
踏み切り、レール切り替え、表示板、改札・・・こんなに舞台裏が大掛かりなものだとは思わなかったものから小さな切符ひとつに至るまで、ひとつひとつのことが先人から引き継いだ膨大な知恵と工夫の結晶なんだなということを改めて実感できる、よい博物館だと思うよ。
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