思考力も記憶力もなくひたすらカンだけに頼った人生を送るMIKAのツメの甘すぎる日常生活
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
必携:旅行中に家内を呼ぶための小さなオカリナ
「・・・これってなに?」
新しい妖怪の一種なんだろうか?青い小さな物体に2本の黄色い筋があってその上に赤いポチポチが幾つかのっているもの・・・・
「あ~これですか?オカリナですよ。」
と、ヒットミーちゃんが事もなげに言った。
「オカリナ?!」
「これで鬼太郎が妖怪呼ぶんですよ。」
なんと、最近の鬼太郎がそのような手順を踏んでいたとは・・・知らなかった。さすがヒットミーちゃん。
「オカリナってどこに売っとるだ?」
「え?楽器屋にありますよ・・・・また何たくらんでるんですか先生?」
「小さいオカリナが欲しいだが・・・家内呼ぶのに。」
「どこで?!」
「旅先でな、家内呼ぶのに今ホイッスルで呼んどるだけど、もうちょっと気の利いた音の出るもんがええなと思って。」
「・・・・・」
それでそのためだけのちいさなオカリナですか・・・・思えばN先生は限られた用途限定グッズが好きだし、こまかく用途を分けて道具を使うのが好きだ。調剤用のカゴも一種類にすれば大は小を兼ねるしスタッキングし易いと思うのが私だが、先生は大中小とそろえて調剤した薬の量や大きさに合わせて使うのが好きだ。 暇さえあれば先生は通信販売カタログや100均やホームセンターや電機屋を覘いて用途限定グッズを買い求め、また面妖なものを買うてきてと奥さんに叱られる。N家のキッチンは白髪ねぎを切るための道具(ネギール)だとかにんにくの皮むき器だとかその手のグッズでごった返しているらしい。
それにしても・・・ホイッスルで呼ぶかいな普通・・・たとえオカリナのやさしい音色だってハズカシイ。
「あれ、さ~んこと言うけどな、実際地震とかで瓦礫の下敷きになってみんさい、これが役に立つだ。」
・・・タイタニックが脳内に浮かんだ。 そうかもしれないけど、そこまで備えて生きていくのは物に縛られて身動きできなくなってしまうようでかえってオソロシイ。
PR
COMMENT
