思考力も記憶力もなくひたすらカンだけに頼った人生を送るMIKAのツメの甘すぎる日常生活
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Rolling in the deep
近頃はホントに猫も杓子もダンスするご時世。 これだけ氾濫すると、ちょっとやそっとの上手さでは驚かないというかほとんど何も感じない。 それがたとえ百戦錬磨のかなり上級テクや表現力をもったプロダンサーだったとしても。
しかしこのPVに挿入されたダンスには久々鳥肌が立ってしまった。 最初スケート靴でも履いてるんかと思ったほど、並のダンサーではとても身体の軸が取れそうにないポーズでの何回転もの高速ターン・・・敏捷に、大胆に、大きく弓なりに反り返る身体・・・・ひとつひとつのポーズがいちいちドラマチックに見る者の感覚に訴えかける。 シチュエーションの作り方も上手い。 長い棒状の武器を持った、中世の騎士とか戦国時代の武士を連想させるコスチューム・・・長い年月を経て堆積した埃あるいはすべて燃え尽きてしまった後に残された灰、といったイメージを想起させる、部屋一面のおびただしい量の白い粉。 そしてその手に持った長い棒を使って、白い粉をかき回して白煙をもうもうと巻きあげ、踊りの激しさ、感情の激しさを視覚化する。
あのダンサーは誰?と同じような事を思った人は多いらしく、検索したら知恵袋的なサイトからあっさり答えが見つかった。 Jeniffer White というコンテンポラリーのコレオグラファー兼ダンサーとの事・・・ちょっと残念。 え?何が残念なのかって?・・・・だってこの、スレンダーでムチのようにしなう体を持った、戦士のようないでたちのダンサーがもし男性だったらと想像してごらんよ・・・・女性ダンサーが踊っていると認識して見ているよりもっとクールでゾクゾクしない?
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